こんにちは

この続きです。


私立中学新入学の金ちゃんがいきなり授業初日から(火)~(金)連続欠席し、夫と2人、学校に出向きました。


小6夏から不登校となった経過、その後は卒業式しか登校出来なかったこと、学校は今の彼の日常ではないことを隠さず伝えました。本人は中学には行きたい、と言っていて生活リズムも昼夜逆転にはなっていないことも話しました。

先生二人は黙って聴いてくれました。


学年主任は、コロナ禍でまだ一、ニ週間程度の欠席は目立たないから、4月中ならクラスにもすぐ溶け込めるし、来てくれるのを待ちたい、学習面も心配していない、母親にとってはつらいからスクールカウンセラーと会うことを勧めると返事。


担任は、中学が金ちゃんの日常になるようサポートしたい、と。


先生たちは、金ちゃんが近いうちに登校するだろうと思っているようです。私達親もそう期待しています。


非常勤のスクールカウンセラーの在室日程表をもらい、会議室を後にしました。


夫と二人の帰路。併設の大学キャンパス内を通ってワイワイと下校する中高生達。眺めていたら、涙がどんどん出てきます悲しい


入学式の日は、同じ道を金ちゃんと一緒に晴れやかに歩いていました。塾のクラス仲間の一人と偶然再会し、うれしそうにおしゃべりして、私もその子のお母様と会話しながら歩きました。楽しいひとときでした。


校門前の「中学校入学式」看板を背に撮った写真は、ほんの一週間前のことなのに遠い昔のようで…


不登校って、本人が行きたいって言ってるからって即終わるわけじゃないんですね。歩きながら、夫は、こんなふうに言いました。

「この中学で登校できてもできなくても、卒業まで面倒見てもらって、そのあとは付属高校に行ければそれでいいし、行けなかったらその時また考えればいいよ」


そんな長いスパンで考えられない。さわやかな季節だというのに、気分はずっしりと重かったなー。