これは逆に、近頃は悩みになりました。
痩せた顔が老け顔に見えるのです。もう少しぽちゃとしたいのですが、どんなにご飯や肉、魚を食べても太れないのです。
元来、太りやすい体質でした。一時はビール腹になっていたこともありました。身長は178cmで、高校を卒業してから平均体重は69kg。70kgになると食事制限して維持していました。
そして5年前。前頁で紹介したコレステロール騒ぎで69kg→65kgになり、体重が戻らないままグルテンフリーや化学物質フリーを始めたら、どんどん減りはじめ、一時は55kgになったことも。現在まで2年間の平均は59kg。高校生の頃の体重と同じです。
おかげで、痩せた当時は「病気したか」とみんなに心配されました。私自身も少し心配になっていました(笑)
しかし、小麦をやめてから「食欲がない」のです。以前は、四六時中なにか食べていたくて、クッキーやせんべいをくわえながら仕事していたほどでしたが、ここ2年おやつもめったに食べたいと思いませんし、お腹が空くこともめったにありません。
でも、太りたいので頑張ってご飯を食べるようにしていますが、山盛りのご飯を見ると苦痛に思ってしまいます。
グルテンフリーを伝える動画によると、小麦は中毒物質「エキソルフィン」を持っているので、パンもクッキーもラーメンも続けて食べたくなるのだそうです。私は大のビール好きだったのですが、小麦をやめてから不思議なくらいビールを飲みたいとは微塵も思わなくなりました。
糖質制限を気にしたことは一度もありませんが、小麦を摂らないことは想像以上に糖質制限になっているようです。
それともう一つ、食品添加物も太らせる原因だそうです。私はグルテンフリーに少し遅れて食品添加物をなるべく摂らない食生活を続けています。きっかけは、知人が医者もあきらめるほどの劇症肝炎で体重が90kgだったのですが、食品添加物フリーをしたらみるみる体重が減り、肝炎も完治したという話を聞いたからです。
ネットを調べると、食品添加物が太る原因と伝えるサイトがいくつもありました。
簡単に説明すると、
食品添加物の毒を肝臓が処理しきれず負担となり、肝臓を悪くしてしまう。肝臓が弱ると食べたものを分解できなくなってしまい分解されない栄養は体内にためられてしまう。また、肝臓が食品添加物の毒を処理するのにたくさんのビタミン、ミネラルを消費してしまうと、糖質、脂質をエネルギーに変えるビタミン、ミネラルも不足し、エネルギーに変わらなかった糖質や脂質は、体内にためられて太ってしまう。とのこと。
私は、この大きな二つの太る原因を食べていないので、食べたい中毒症状「食欲」がわかないようです。とはいえ、もう私を苦しめていた小麦を食べたいとも、食品添加物の毒をあえて摂りたいとも思えないので仕方がありません。
食欲は全くないわけではないのです。きっと、おなかが空く前に食べているからかもしれません。もしかしたら、これが本来の人の持つ「食欲」なのかなとも思えてしまいます。
と、考えると、人は本来そんなに食べなくても生きていける動物なのかもしれません。ということは、元々そんなにアクセク働かなくても生きていけるのでは…
などと、都合のいいことを考えてしまいます(笑)
(参考サイト)
食品添加物は太りやすい!~なかなか痩せないのは食品添加物のせい?