ここで補足しておくが 「プログラマー」と言うのは けして、プロのグラマーな女の子のことではない
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さて、前置きはこのくらいにして、コンピューター系の専門学校に入った僕は またまたクラスきってのコンピューターのオタク君、K君と出会う。K君はすでに僕より三つ年上で浪人したあげく専門学校に入学したと言う見かけは ちょっと老けた感じですっかりオヤジ風の男だった。僕ら仲間内でもご老体などと呼ばれていた。しかしながらK君はコンピューター言語は どれもずば抜けて、優秀で授業なんか受けなくても殆ど分かると言うくらい素晴らしい出来だった。僕ら仲間内では テストの時なんかは彼の解答が仲間内だけに回ってきてカンニングさせてもらっていた。
勘違いしてほしくないが「カンニング」と言うのは けして、缶でいる状態の現在進行形のことではない
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ある時、K君からひとつのカセットテープを借りたことが 今後の僕の音楽の嗜好にとても大きな影響を与えた。
K君は顔に似合わずハードロックが好きだったらしくK君から借りたテープには 僕が今でも理想としているロックバンドグループ レッドウォリアーズとアースシェイカー、X(エックス)、ZIGYなどの曲が録音されていた。
僕はこのカセットテープを聞いて 今でもにないサウンド感に強い衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。レッドウォリアーズの「JOHN」、「ルシアンヒルの上で」、アースシェイカーの「Radio Magic」、Xの「紅」、「joker」、「Endless Rain」、ZIGYの「Gloria」など 数え上げたらキリがないくらい聞き惚れた。彼の影響でイカ天も夢中で見ていた。と言っても、別にイカの天ぷらを夢中で眺めていたのではない
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K君がハードロックバンドを組んでおり一度だけ、仲間内で新宿のライブハウスに見学に行った。K君はベースをやっていた。しかし、K君のバンドのオリジナルだったのだろうか?ただ音がデカいだけで 何を歌って何を演奏しているのか?当時の僕には 全く理解不可能だった。K君は その後社会人になっても何年かバンドを続けていたらしく 今では僕のライブ活動の良き理解者であり、最初にできたオリジナルソングはK君に相談してアドバイスなんかもしてもらった。当然、初ライブでは4曲中、3曲をレッドウォリアーズの曲を彼の目の前で熱唱させてもらった。正直、レッドウォリアーズは ずっと好きで、いつか彼の前で歌ってみたかった。そう、僕のライブのきっかけは バンドを組みたいからで、歌うことで誰か拾ってくれるかなぁ?なんて、思っていた。不本意にも2度目のライブの話があった時に 突然、オリジナルソングが次から次にでき上がり、ロック路線とは程遠いフォーク路線ライブになってしまった。オリジナルとは難しいものでロックぽいものがやりたいのに 浮かんでくるメロディーはフォークぽくなってしまったりする。まぁ、それでも沢山の方々に支持してもらえるのだからうれしいのは当然だ。
そして現在、大人になった僕はYUIの「My Generation」のアコギバージョンを聞いて高1の時に止めたきりのアコギを弾き始めた。当時、定期コンサートで僕の演奏を聞いてくれていた知りもしない女の子が何年も立ってから覚えていると言ってくれたことが とてもうれしかった。
YUIの他には、阿部真央や秦 基博、斎藤和義、福山雅治、ミスチルなどいろいろ聞く。僕は元々、バンド感を感じる音楽が好きで チャットモンチーも大のお気に入りだ。
長々と書いてしまったがそんなところだろう。
それでは。