今のギター教室に通いだして思うことがよくある。
はっちはギターが上手く弾けるようになりたくてギター教室に行っている。
2年前もそうだった。
前の今日教室はグループレッスンだったが、
今でも、教室や先生には正直不満は残る。
前の先生には 「やる気のない生徒には僕も本気で教えない」って言われた。正直ショックだった。その時は じゃあ、今までも本気じゃなかったの?って言いたかった。
バカバカしくさえ思った。
すごく悔しかった。
悪いがやる気は人一倍あった。
何のためにわざわざお金を払って、時間と労力を費やしたんだろうって。
結局、前の教室は1年通って、たいして腕も上達せずにやめてしまった。
それからギターもケースに閉まって1年封印していた。
けれど、結局1年してまたギターに戻ってきた。
はっちは、やっぱりギターが好きなんだと思う。
でも、今ではあの時は、なんだかんだ言っても結局どこかで自分は人に頼っていたんだなぁって思う。ただ、通っていればギターなんて上手くなるもんじゃないし、結局自分しだい、自分がどこまでやれるかで上手くなるか、否かは変わってくるんだと思う。
やる気はあっても努力が足りなかった。
それからギターが上手くなりたくてなりたくて仕方なかった。
今度は、いいギター教室を必死で探した。
近くの通える範囲のギター教室はほとんど値段を調べて一覧表にして
教室を吟味した。しかしいい教室が見つからず、あれこれ悩んで、困っていた時に偶然ネットに「幕張のギター教室」という言葉が突然目に入ってきた。はっちの家からはとても通える距離じゃないけど、個人レッスンなのに家の近くの教室とは比較にならないくらいすごく安い。大抵の教室は最初に入会金を払わなければならない。個人レッスンはみんな30分教室だった。なのに今の教室は入学金もなければ、時間も1時間どころか、2時間位見てもらえる。なんと言っても先生がいい。休みを丸々使う気なら通えない距離ではないと思った。実際、2時間かけて通っても損はなかった。
ほとんど奇跡だと思う。
今の教室を見つけることが出来たのも、こんないい先生にめぐり合えたのも。ただ、これから上手くなるのも、ならないのもやっぱり自分しだい。
練習や努力は結局自分に帰ってくる。いい年して、ギターなんてって言われることもある。
でも結局、最後は自分に帰ってくる。
頑張った結果も、頑張らなかった責任も。
ギターを弾ける喜びは何にも変えられない。