4対0で日本代表がチリ代表に勝利。
後半途中から見てました。
もう3点入った後でしたが、予想以上の仕上がりの日本代表に驚きました。
チリの戦力は、おそらくベストメンバーではないでしょうが・・・。
岡田監督の気持ちとして、死にものぐるいという感が見て取れる試合内容でした。
2002年ワールドカップ、ベスト16のトルシエジャパンからの脱却。
2006年ワールドカップ、予選敗退のよる中田英からの脱却。
模索しながら、依然とは違う日本代表を目指し、スタートしたオシムジャパン。
オシムジャパンから引き継いだ岡田監督。
オシムの考え方、やり方を受け継いで失敗の連続。
そして迎えた、ワールドカップアジア最終予選。
前半戦は苦戦ながら、ワールドカップ出場圏内2位にいる日本だか、ワールドカップ本戦で勝つために、何かを変えなければならない。
岡田監督は、これまでの監督のやり方を否定しない、Jリーグを否定しない、やり方、何でもありのチームを作り上げようとしている。
1998年に、三浦カズを外した、あの時の岡田監督が帰ってきたといってもいい。
中田、稲本、小野伸二、サントスが居ない日本代表。
松井大輔、大久保嘉人、中村俊介でさえ、居なくてもいいくらいに仕上げてきた。
しかし、守備はフラットスリー。
これは、トルシエジャパンの残した財産を惜しみなく使っている。
統率しているのは、横浜マリノスの中澤選手。
彼に、任せている様子だ。
オシムが育てた浦和レッズの阿部選手に、前線ではなく後方から、ジェフ市原時代のポジションを要求しているようだ。
岡田監督が新しくチャレンジしようとした点はというと、ガンバ大阪のサッカースタイルを取り入れるということ。
これまで、ガンバ大阪が強いにもかかわらず、遠藤選手しか代表に入らない矛盾があった。
今回は、今日の試合でもわかるように、橋本選手、山口選手と組織でサッカーできる選手を織り交ぜた。
遠藤選手がフル出場しなければ、バランスが取れなかった、これまでの日本代表とは違い、岡田監督は自信の遠藤選手交代を告げたと考える。
トルシエのフラットスリーにオシムのパス回し、クラブチーム並みの組織サッカー。
フラットスリーを日本人で構成することで、ドイツで活躍し、なかなか日本で練習できない長谷部選手に自由なポジショニングをすすめられる。
オシムのサッカーができる阿部選手が、自由なポジショニングができる。
当然、田中マルクスは、この考えでは出場できない。
フラットスリーは、多分できないだろうから。
中澤がケガした場合のパワープレイ要員となる。
最後に攻撃面ですが、オシムサッカーでは、巻が重要な役割だったが、巻よりも動きのいい、アルビレックス新潟の矢野貴章を入れたようだ。
このチェンジは、今日の彼のプレイを見て納得。
今まで見た長身選手の中でも、郡を抜く体の柔らかさとボールタッチ、そして、スピードもパワーも、チリの選手を振り切っていた。
最後に、救世主が現れた。
岡崎選手、彼の2得点は、偶然ではない。
彼のトラップ技術は、世界のトップレベルだろう。
早いパスをワンタッチでシュートを打てる所に持って行く技術は、これまでの日本代表にはいない。
岡崎ワントップで十分だろう。
周りは、左に松井大輔、右に本田圭祐。
中村俊介が、ワールドカップ本戦で居なくなることもあるだろう。
山田選手、香川選手、コウロギ選手は、生き残るのは難しい。
FWは、ワントップの方がいい。
玉田、大久保にしてもワントップ向きだ。
ツートップにするなら、浦和レッズの田中選手が必要になる。
今後の日本代表の試合が楽しみになりました。