『ミュージシャンは恋人にしない方が良いよ。』
『音楽をやってる男は、大概ろくでもない奴らだよ』
とも話す。
半分冗談だし…
半分本気のアドバイスだったりもします。
勿論、この場合のミュージシャンとは『表現する側』のミュージシャンの事ですが…
そもそも音楽をやろうと思うきっかけは、殆どの場合『モテるだろう』と思うからで…
ある程度音楽が出来るようになってからは…
ステージに上がったら、今度は『高揚感』『興奮』『達成感』の虜になるのです。
社会人として形成される大事な時期になっても『自分で幕引きできなくて…ズルズル』なんて事はざらにある。
売れればまだ良いけど…
圧倒的に殆どのミュージシャンは、経済面を誰かの援助に依存する末路を辿る。
そもそも誰もが認める才能溢れるミュージシャンなどは、県単位でも数人位のもの…。
殆どのミュージシャンは、多少の自惚れと大きな幸運の後押しが無いと、世に出るのは難しい事なのです。
僕は運良く?
『才能が無い』と思えたので…
スパッと一度若い頃に辞めました。実際30年位はやらなかったしね。
でもね『人前での…』を辞めるのは…
本当に麻薬中毒を克服するくらい大変な思いはします。
今なら…
高齢者ドライバーが免許を返納する時のような…
瀬戸際の芸人が『弾き語り』を辞めれないように…
(名前は忘れましたが…)
それは恐らくプロだろうが…
学芸会みたいなステージのアマチュアだろうが…
何ら変わらないのだと思いますね。
みんな何かしら理由を付けて『ステージに上がろう』とする…。
麻薬中毒患者の、ラリってる姿を見せられるだけのステージなのか?
立つべき意味があるミュージシャンなのか?
そんな目線でステージを眺めてみると、巧い下手だけではない音が聴こえてくる。
