【アレンジやギターの音量の話】
有賀「Bedroom Talkの原型頂いたときも
あん時でも、
すごいかっこよくて
洗練されたギターアレンジだったんで、
どうイジろうかなと思ってたんだけど、
結構そこから大ちゃんのね、
ま、リクエストというか
ギターとボーカルがカチ合うぐらいの
アレンジとかボリューム感に
して欲しいってこと言われたので、
割とこうイケイケな、
ネオ・ソウル系なんだけど
常に引くところがない、みたいな
アレンジをちょっと思い切ってやってみた
って感じです。」
😺「ホントに好きで、
歌のメロディがずっとペンタ※1というか、
簡単なメロディなんですよ。
割とずっと。
でもサウンド感自体とかは
おしゃれな感じでいきたかったんで
なんかテンション的なところとか
この音かっけーなみたいなところ
なんか歌じゃなくて楽器に
担ってほしいなって思いが結構あったんで、
それを本当に有賀さんが全て拾ってくれて、
というか、
常に歌っているギターが完成しましたね。」
有賀「このアレンジに関してもね、
大ちゃんもこここうしたい
みたいなのあったもんね。
ダブルストップに関しても、派手にしたい」
😺「派手にしたいって、
とにかく4度を重ねるみたいな
4度重ねで。イントロとか…」
🎸弾く
有賀「そうそう。
そこ、最初単音だったんだけど
😺ウザいぐらいまで
🎸弾く
有賀「そうそうそう、そこもね。
その…曲のミックス感とかでも
なんかヒゲダンの中でも
特にギターの音大きいんじゃない?」
😺「確かに、すごいですね。
ギターの音めっちゃ大きくて
それはもうほんとあの小森さんに
個人 LINE して、
メンバーに隠れて(笑)
エンジニアの小森さんに
素晴らしいワークスを
たくさん手がけられてるんですけど、
小森さんにコソコソ個人 LINE して
ここギター上げてください、
ここギターあげてくださいって
言いまくって。」
有賀「それメンバー知らなかったんだ。」
😺「一応、やるよーみたいなふうには言ってましたけど、細かくどういう作業したかは
みんな知らずにやってますね。
だから仕上がった最初ん時に
有賀さんにここのギターデカすぎるんじゃない?ギタリストでもでかいって思うくらい」
有賀「ちょっと下げてもいいんじゃない?って言ったけど、
結果下げずに行きましたね」
有賀「でもそのバランスが
良く気持ちよくなったね。」
😺「本当、コピーしがいのあるフレーズの
集まりな感じがしますね。」
有賀「是非やってみて欲しいですね。」
😺「なんかコピーするときのポイントとか
ありますか?有賀さん。」
有賀「フレーズもそうなんですけど、
やっぱビート感とかグルーヴとか
ジャストで決めないっていうところを
意識する…てとこが
一番ポイントなんでしょうね。
カッチリ弾きすぎると
ド真面目ななってしまうので、
このレイドバック感※2というか。
ちょっと足にガムがつ…きながら歩くみたいな。
ベチャ、ベチャみたいなこの感じ、を、
ギターで表現してみては
いかがでしょうか。」
※1ペンタ=ペンタトニックスケール
五音音階は、1オクターブに5つの音が含まれる音階のこと。ペンタトニックスケールとも呼ばれる。スコットランド民謡などにあらわれる。日本の民謡や演歌にみられるヨナ抜き音階、および琉球音階も五音音階の一つである。ウィキペディアより
※2レイドバック
〔雰囲気・生活・音楽などが〕リラックスした、くつろいだ、のんびりした、ゆったりした
もうひとつは音楽用語としてのレイドバック。 もちろんムードから来た言葉なんだけど、もう少し具体的な意味があって、「音符をわざと遅らせて演奏する」ことを指す。