『本と映画と作業日誌』というタイトルで八年半の間このブログをやっていたのですが、この度ブログタイトルを変えます。
藤井聡太四段の話をさせてください。
若干14歳の中学二年生でプロデビューをし、さらに現在公式戦13連勝中と記録を塗り替え続けているこの方に、将棋ファンの多くは度肝を抜かれています。
羽生善治さんが、将棋の七大タイトルをすべて取ったのは1996年。今から二十年以上前です。
それから多少の浮き沈みはありましたが、現在羽生さんは、七つのタイトルのうち、三つを持っています。羽生三冠なのです。
これが何を意味するかというと、この二十年間、羽生さんはずっとトップを走り続けているのです。
その間、何人もの天才と呼ばれるプロ棋士がデビューしました。羽生さんを超えるんじゃないかと言われる人も、何人もいました。
ですが、結局のところ、誰もまだ羽生善治三冠を超えられていません。
藤井聡太四段の対局を観た、多くの人が思ったはずです。
ついに現れた、と。
ついに、羽生さんを超える人が現れたのです。
藤井聡太四段があるインタビューで、将来の目標を色紙に書いてください、と頼まれました。
多くの棋士は、
「名人のタイトルを取りたい」
とか
「A級棋士になりたい」
とか書くところを、藤井聡太四段は
「最強の棋士」
と書いたのです。
そのあと、
「最強の棋士になれば、タイトルは自然に取れると思うので…」
と、ぼそっと言いました。
今、プロ作家を目指している人の多くの将来の目標は
「とりあえず作家デビューしたい」「ミリオンセラーを出したい」「芥川賞や直木賞や本屋大賞を取りたい」「ドラマ化・映画化されたい」「モテたい」「チヤホヤされたい」「芸能人と付き合いたい」「印税を使ってハワイで暮らしたい」「情熱大陸的な番組に特集されたい」
という感じでしょう。
僕も今まではそんなことを考えていました。
ですが、考えを改めました。
僕は
「最強の作家」
になります。
最強の作家になれば、上記に書いたようなことはすべて自然に結果として、ついてくるはずです。
そして、最強の作家になったときに、最強の棋士と対談する。
それが僕の目標なのです。

