変な寝言 | 最強の作家への飛翔

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このブログは、近い将来「最強の作家」になる飛将の、偉大なる軌跡なのです。

本と映画と作業日誌
兄の話をもう一つ。


今から数年前、ボクも兄もまだ実家に住んでいたときに…。


兄は隣の部屋で寝ていたのですが、深夜に壁を貫通して、




「うわあああ」


とか



「もうイヤだあああ」



みたいな寝言とかうめき声が聞こえてくるんですね。


次の日兄に聞いても、そんなこと言った覚えはないとのことで、自分では意識がないらしいんです。


当時兄は出版社に勤めていて、日々徹夜続きの激務な仕事をしていて、寝言はその苦しさからだと思うのですが、


――出版社ってのはこんなにきついのか…。魔界みたいなところだな…。


とボクも怯えていた記憶があります。


そしてその寝言を聞いて、兄は昔から寝言を言う癖があったなあ、と思い出したのです。


まだボクも兄も小学生か中学生ぐらいのとき、家族旅行に行ったのですが、旅館で隣の布団で寝ていた兄が、





「セガサターンがああああ!!!」



と急に叫びだしたのでした。



注:「セガサターンとは」
セガから発売された家庭用ゲーム機。プレイステーションと同時期に発売されたが、プレステ人気に押されていて、周りで持っている人は少なかった。



セガサターンがどうしたんだろう、と思いながら兄をじっと見ていたのですが、寝ている兄はそれ以降何も喋らなくなってしまったのです。


セガサターンは家にはないし、なんでこの単語が出てきたのが不思議でした。


次の日兄に問い詰めても、


「まったく記憶にない」


と言っていて、今でもこの寝言の謎は解明されていません。