ちくしょう!ふざけやがって!
もう「三人寄れば文殊超え」企画が最終回だと?
やりたいことの三分の一もできてねえよ!
壊れるほど真剣に文章を書いても、三分の一も伝わりやしねえんだ!ふざけやがって!
ただ、だからこそ三人でやってきた意味があったのかもな…。
三分の一が、
三人合わさって、
やっと一になる。
つまり、そういうことだろ?
それが愛ってことだろ?
いくら沖縄でも、11月に半袖で過ごしたら風邪を引くってことだろ?
沖縄の冬なめんな、ってことだろ?
最近沖縄に引っ越してきた心の友(ばんび氏)のマンションがかなり賑やかなところにあってビックリしたってことだろ?
ノマドな俺としては、そろそろ沖縄からフィリピンに引っ越したいって、つまり、そういうことだろ?
今回の『三人寄れば文殊超え』のテーマは「最終回」だ。
二人の親友(マブダチ)も同じテーマで書いてるみたいだぜ!
パスタを注文するときは貝の入っているパスタを選びがちな抹茶氏のブログ
パスタを注文するときはクリームソース系のパスタを選ぶ傾向が顕著なぬめんちょ氏のブログ
三人寄れば文殊超え~最終回~
『理想的な最終回とは?』
最終回を盛り上げるにはどうすればいいのかは、自分ひとりだけじゃあとても手に負えない問題なので、まずは抹茶氏に訊いてみた。
高そうな時計を腕に光らせながら、抹茶氏が語ってくれた。
「あのさあ、最終回に必要なものって分かる?やっぱまず参考にしてほしいのはさあ、『タッチ』とか『H2』の最終回知ってるよね?あのテイストを真似してほしいわけよ。分かる?作者のあだち充さんが何かのインタビューでこんなことを言ってたのよ。
『最終回の一回前の回を盛り上げるようにして、最終回はあっさり終わるように心がけています』
これ、まさに『タッチ』とか『H2』で使われてる最終回の方式でさあ、「あだちシステム」っていってクリエイト業界では常識、シキジョーなのよ、分かる?
他にもさあ、『ドラゴンボール』とか『幽遊白書』の最終回覚えてる?物語を拡散させるだけさせておいて、唐突に終わるパターンあるでしょ。あれは「ゴキゲン鳥山戦法」て呼ばれててさあ、まあ素人には難しいけどチャレンジしてみてもいいかもしんないねえ。
あと『東京大学物語』みたいに最終回で全部夢でしたパターン?これは『江川マジック』って呼ばれてて、リスクは高いけどうまくいけばポイントは高いわけ。
でもさあ、いろんな最終回のパターンみてもらって君も薄々気付いてると思うけどさあ、大前提として最終回の前にある程度盛り上がってないと成立しないわけ、分かる?
最終回だけ盛り上げようと思ったって、もう遅いの、遅すぎたの。結局さあ、最終回とかじゃなくてさあ、瞬間、瞬間が大事なの、分かる?瞬間に輝けない奴は一生輝けないの、その瞬間の結晶がマネキンなの、分かる?だからマネキンの回で最終回にしとくべきだったってこと、そういうことなのよ、よろぴく~」
さすが抹茶氏だ。
言ってることが深く、含蓄に溢れている。
だが、結果的にどうすればよく分からなかったので、今度はぬめんちょ氏に最終回をどうすれば良いのか話を伺ってみた。
「理想的な最終回ですか、良い質問です。大変良い質問です。ホーッホッホッホッホッ」
ぬめんちょ氏は優しそうな瞳で小鳥をなでながらお応えになられ始めました。
「理想的な最終回とは、最終回がないことなのです。ホーッホッホッホッホッ」
ぬめんちょ氏がそうおっしゃられると、空に大きな大きな虹がかかりました。
「どうぞ、どうぞ最終回から逃げ回ってください。もし最終回から逃げられないときは、終わりこそ始まりだということを思い出してみてください。ホーッホッホッホッホッ」
気付くと俺の目から涙がこぼれていた。
そうだ、俺はかっこよく最終回を決めようと思っていた。
でも、かっこ悪くたっていい。
何かを愚直に続けることこそが、大切なんだ。
よし、とりあえず「三人寄れば文殊超え」は本気で面倒だから止めるとして、他のことはちゃんと続けていこう!
今まで「文殊超え」を読んでくれた皆様に、幸せが訪れますように!
おしまい