【O】『アウトレイジ』北野武 | 最強の作家への飛翔

最強の作家への飛翔

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「アウトレイジ (OUTRAGE)」



本と映画と作業日誌


映画で暴力シーンを観るとき、S(サド)的快楽とM(マゾ)的快楽のどちらを自分は味わっているのだろうか、とたまに考える。

つまり、暴力する側に感情移入して攻撃する喜びを味わっているのか、暴力を受ける側に感情移入して攻撃される喜びを味わっているのか…。答えは分からない。その両方をが入り混じった感情なのか、それともそんなもんはどちらも関係ないのかもしれない。


痛そうなシーンを観るのは決して好きではないのに(映画館では思わず指を押さえたり口を押さえたり体をひねったりしている)ついつい観てしまうのも、「怖いもの見たさ」という単純な言葉で置き換えて満足していいのか、という問題は常にある。

ただ一つ確かなのは、「暴力シーンの多い映画や漫画が、暴力を助長する」というマスコミの意見は確実に嘘だ、ということだ。


本当に残虐な映画を観たあとは、とてもピースフルな思想になる。知らない人(例えば道を歩いている人とか、店員さん)に、失礼な態度をしなくなる。人と接するとき、油断しなくなる。どこに怖い人がいるか、分かったもんじゃないからだ。


だからそもそも、R15とかそういう指定があるのもおかしい。小さな子どもの頃から残虐な映画をたくさん観て暴力の恐ろしさを知ったほうが、心の優しい子供に育つと思う。例えばルチオ・フルチ監督の『地獄の門』の、生きた人間のこめかみをドリルで穴を開けるシーンとかを、お留守番のときに見せてあげようじゃないか!


北野武監督最新作の『アウトレイジ』は、目をそむけたくなるようなシーンの連続だ。この映画を観たあとは、歯医者に行くのが怖くなり、お金のやり取りが怖くなり、カッターナイフが怖くなり、ロープが怖くなり、ギャンブルが怖くなり、キャバクラが怖くなり、菜箸が怖くなり、大使館が怖くなり、そして何より、人間が怖くなる。




過去に書いた【O】

AtoZ3.0→オフィスで働きたい!

ZtoA→オニオンスープにまつわる話

AtoZ→温泉で年を越す