【創作ミステリー小説】2つの暗号 | 最強の作家への飛翔

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本と映画と作業日誌
以前ちょっと書いていた【創作短編ミステリー小説】を復活させてみます!

たびたびこのブログに登場する大阪の友人M氏(抹茶氏)から先日電話があり

「あれを復活させてもらわないと、夜にならないと寝られない!」

と言ってもらえたからです。(ずっと勘違いしてたのですが、抹茶氏は大阪でなく兵庫在住だったみたいです。公募が得意な県ですね。標語県)


結構長いので(原稿用紙4枚くらい)、金と時間に余裕のある身分の高いボランティア精神溢れた方か

「時間なんて腐るほどある!というか日常生活がもはや腐ってるし!」

と思われている方などが読んでいただければ、と思います。


あと、第1話と第2話を読んでいなくても大丈夫ですが、読んでから今回の第3話を読めば、よりいっそう時間を浪費することができるでしょう!!


第1話『消されたダイイングメッセージ』

第2話『名探偵はナンパがお好き?』


『2つの暗号』第3話(全248話予定)


●あらすじ

青いソーダ味のコンペイトウを買ってきて「アバターだ!アバターだ!」と叫びあう遊びにも飽きてきたジョナサン探偵(32歳・魚座)とワトソン(28歳・B型)。

遊びたくても金がない。

どこに行っても金がかかるので家の中でじっとしていた二人だったが、閉塞した空気に耐えられず、なんとワトソンが発狂寸前に!!

気分転換のために、二人は近くの小学校に遊びに行くことにする。

夕方も遅い時間なので生徒はみんな帰っていたが、謎の暗号が二人を待ち受けていたのだった!!



「ああああ!ジョナサン探偵!校庭の真ん中になんかメモが落ちてますよ。うーん、よく分からないことが書いてある」


「ちょっと見せてくれたまえ、ワトソン君」


【王が金・銀を持ち、馬と車を持つとき、歩き飛ぶ場所はどこか?】


「ふむふむワトソン君。これは暗号だね。ん!このメモの手触りは…」


「ええ!暗号ですか…。たぶん小学生が遊びで書いたんでしょうねえ。うーん、難しそうですね」


「僕はもう解けたけどね」


「ええ!もう解けたんですか!?王様が歩き飛ぶ場所…。お城か!分かったぞ!砂場にある、砂の城の中に宝物が隠されているのでは?」


「全然違うよワトソン君。校庭の【かど】を探してごらん。何かがあるはずさ」


「え!なんで【かど】なんですか?」


「この文章は【将棋の駒】を表しているんだ。王・金・銀・桂馬・香車・歩・飛車が出てきて、唯一【角】が出てこない。つまり正解は角(かど)なのさ」


「なるほど!将棋が分からない人にとってはまったく意味不明の暗号ですね!ちょっと角を見てきます」


(それから5分後…)


「ぜえぜえ…。ジョナサン探偵!校庭の4つの角に、それぞれ新しいメモが置いてありました!」


「また暗号かい?」


「ずいぶん暇な小学生ですよね。1枚に1文字ずつ、こんなことが書いてあったんです」


【草】 【稲】 【中】 【香】


「ジョナサン探偵、この4枚の文字は何を表しているのでしょう?」


「ふふふ、なかなか面白い暗号だね」


「【稲】【中】とあるので『稲中卓球部』という漫画が関係あるのかもしれません!そうか!草の香りがする卓球台のに何かがのっているのでは?ピンポン!正解だ!」


「全然違うよワトソン君。この暗号もさっきと同じパターンで解ける。足りないものが一つあるんだ」


「うーん」


「これはスマップのメンバーの頭文字なんだ。草なぎ、稲垣、中居、香取、足りないのは木村拓哉の【木】。つまり正解は木!この学校のシンボル、ケヤキの木に何かがあるはずだ!」


「なるほど、でも昔スマップを脱退した森君のことはどうなるんですか?」


「森君のことはこの際考えないでかまわない!ケヤキの木に何かある!」


「さすがジョナサン探偵!行きましょう!あ、ケヤキの木に誰か登っています!どうやら大人のようです」


「なるほどね!今まさに、謎は串だんごのように一本に繋がった!その人は特別な人だよ、ワトソン君」


「よく問題を解いたのう。ケヤキの木に登るのは疲れるわい」


「ふふ、校長先生お疲れ様です」


「おぬし!まだわしが何も言っていないのに、わしがこの学校の校長だとなぜ分かったんじゃ!?


「暗号が書いてあったメモの紙。あれは肌触りからして、再生紙です。エコを気にしていらっしゃるので、子供の仕業ではないと初めから予想していました。さらに、このケヤキの木は職員室から丸見えだ。ケヤキの木に登っても怒られない人物、それは校長先生、あなただけです」


「おぬしのような男がいるとは日本はまだまだ安泰じゃな。わしの若い頃にそっくりじゃ。これで安心して、校長の仕事を引退できる…。グフッ…」


「え、ちょっと。校長先生?校長せんせーい!!!ちくしょう!僕がもっと早く暗号の存在に気づいていればこんなことには…。あれ、なんだ、ずいぶん前からケヤキの木に登っていたせいで疲れて寝てるだけみたいだ」


「これで一件落着ですね!さすがジョナサン探偵!ジョナサンのドリンクバーの値段が390円なのはちょっと高い気もしますが、でも種類が豊富ですよね!」(完)



最後まで読んでくださったみなさん!楽しんでいただけましたでしょうか?この作品に関しては、感想は事情により絶賛だけお待ちしております。万が一批判的な意見が浮かんでしまった場合は、胸に大切にしまいこんでおいてくださいね!ではまた!