一日一偽善 | 最強の作家への飛翔

最強の作家への飛翔

このブログは、近い将来「最強の作家」になる飛将の、偉大なる軌跡なのです。


本と映画と作業日誌
最近心がけているマイキャンペーンの一つに「一日一偽善(いちにちいちぎぜん)」というものがある。

これは、「一日一つ、見返りを求めて善いことをしていこう」という戦法である。


例えば、この前駅のホームで吐いている若者がいた。線路に顔を出して吐いていて、もう終電の時間だったので電車は来ることはないのだが、危ないといえば危ない。


私はとっさに「チャンスだ!助けよう!」と思った。水をあげたほうがいいと思い、買おうかどうか迷ったが、ちょうど自分の飲みかけのペットボトルの水があったので、どうせ酔っ払って意識も朦朧としてるだろうしこれでいいか、と一瞬考えたが、さすがに知らない人から飲みかけの水をもらってもなあ、と考え直し、ボルビックを自動販売機で購入して、若者に「大丈夫ですか?」と言いながら渡した。すると


「ああ、ありがとうございます!」


と目を輝かせながら感謝された。私はこの男が御曹司だったらいいのに、そして「今度我が家のパーティに来てくれませんか?」と言ってくれればいいのに、と思ってしばらく沈黙のまま彼を見続けたが、結局何も言ってこなかったので、その場を立ち去った。彼に聞こえないように、「チッ」と舌打ちしたのは言うまでもない。


このような「偽善」を続けていけば、いつか私に大量の「謝礼」が入ってくるのではないかと日々期待している。