『自然淘汰の多い小学校生活』~三人寄れば文殊超え~第11回 | 最強の作家への飛翔

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このブログは、近い将来「最強の作家」になる飛将の、偉大なる軌跡なのです。

三人で同じテーマについて書く『三人寄れば文殊超え』企画11回です。

本日のテーマは『自然淘汰』。

なんだか、だんだんテーマが難しくなっていると感じるのは気のせいでしょうか?


抹茶氏のブログ→抹茶風呂ぐ、お茶の子さいさい

ぬめんちょ氏のブログ→ぬめんちょ君、かく語りき



『自然淘汰』


自然淘汰が多く起きているのは、実は小学校である。

小学生は流行りすたりが激しい。

昨日までのブームが、ある日急に新しいブームによって淘汰される。

これは、そんな激動の時代を戦った、ある男たちの物語である。


ここで中島みゆきの歌を挿入して盛り上げる。


いやあ、小学生のときはいろいろ流行りましたね。

たとえば折り紙。

みんな折り紙を文房具屋で大量に買ってくるんですよ。

で、キラキラしてるのは貴重だとか、茶色の折り紙は不人気だとか、ランクができてくるんです。

6枚入りで300円もするプリズム折り紙とかいろいろありましたねえ。

貴重な折り紙をたくさん持っているやつが偉いんです。

やっぱ金があるやつが有利なんですよ。


で、僕の家はなぜかおこづかいを全然くれない家庭だったので、折り紙買えなかったんですよ。

それでどうしたかというと、


折り紙6枚を使ってサイコロみたいな箱を作って、それを折り紙8枚で友達に売っていたんですね。


みんな箱は自分でも作れるんですよ。

ただ、自分で作るのが面倒だから僕から買う。(というか、なぜ人工的に作られた箱を皆が欲していたのかが謎だ…)

まあ内職みたいなことを当時からやっていたんですね。

健気だ…。


あと、宝くじも作りました。


折り紙一枚で参加できるんです。一等だと折り紙10枚もらえるとか、キラキラの折り紙がもらえるとかいろいろ商品があるんですけど、結局胴元の僕が儲かるようにできているんです。

確率とかも必死に勉強しましたよね。小学4年生とかで。

そうしないとブームに乗れないですからね。


ブームに乗れないとクラスメイトから僕自身が自然淘汰されてしまいますからね。


まあそうやって地道な努力で金を使わずに折り紙を増やしていき、クラスでも上位の折り紙所有率になったところで、ある日突然ブームが終わるわけですよ。


「折り紙とか集めて、俺らの人生になんか意味あんの?」


って急に気づく奴が出てくるわけです。

すると、経済破綻した国の通貨並みに、折り紙の価値が暴落するわけです。

教室の後ろのロッカーの上に登り、折り紙をばら撒く奴とかが出てくるわけです。

一度淘汰されたブームは二度とブームになることはなかったですね。

厳しい現実ですが。


で、次は消しゴムブームとかがくるわけです。

一個300円もするみかん星人の消しゴムを買ってきたりする奴が現れるんです。

僕は金がないからまたゼロからですよ。

確率が計算しつくされた絶対に僕が儲かるようになっているすごろくのゲームとかを作って、また消しゴムを稼ぐわけです。

で、消しゴムブームも淘汰されて…。


実家には大量の折り紙とか消しゴムとかおもちゃのお札とかがまだありますね。

いつか再び価値が出るんじゃないかと祈っているのですが…。