商売はお客さんによろこんでもらうが基本 | ひとりでにわし・神奈川県横須賀市ひとりで庭師をしています

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横須賀市の植木屋庭師 畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場でオペレーター(圧雪車)。バイクが趣味でninja1000に乗っています。

ある理由で休んでいます。

自営業は休むとお金になりません。

極端な話、

生きている間は稼働することが、

個人事業主の定めだと、

長年染み着いた「クセ」みたいなものがそうさせているのかも知れませんね。



稼働とはお金を稼ぐことです。

会社員のように休んでも仕事は回ることはありません。

僕が休むとストップします。

ですから、

体調管理も仕事のうちと、

人一倍気を使っているわけですが、

気を使っているからといって、病気にならない訳ではないんですよね。


※※※※

休んでいると悪いことしているような、

不思議な気分になるんです。



二日以上休んだことないですから、

稼働しない日が勿体無い!と、

自分の悪い部分が出ているように思うのです。


それで、なんでだろー?

と、考えてみたのですが、


お金と言う紙切れを手に入れるために、

仕事をしてしまっている。

その考え方を変える必要があるなと。

牛ならお金が落ちていても踏みつけて行くでしょう。😆


私たちは多少危険なところでも、諭吉さんいたら拾いに行くでしょうね。😏


お金と言うに執着するのではなく、

お金とはなにか?

を自分なりの解釈をする必要があると思いました。



好きなことをやって、ご飯が食べられたら、これ以上幸せなことはないなと。

そうおもって始めた商売ですが、


いつの間にか、




「稼がなきゃ」

と言う焦りが生まれています。


それは、

子供たち、妻や家の事、母親、これからかかる費用など、

嫌でもやって来る支払いに恐怖しているからです。


老後?

それもあるかも。

動かないとお金が入らない。仕事は取ってこないとお金にならない。

明日あるかわからない仕事、

毎月確実に入るお金の保証はありません。




しかし、お金と言う物を得ても、満足いくだろうか?


パトロールで、不幸にして怪我してしまったお客さんを助けたとき、

植木屋で清清しい剪定が決まったとき、


整体で体の変化に気がつけたとき、


それぞれの場で得るその、


達成感からなる爽快感は、何事にも変えようのない悦びとなって返ってくるではないか⁉


お金は好きなことをさせてもらった悦び料なんだと。

そんな風に考えられないかなと。




でも、収入はあった方が良いです。


少ないから、

多いからだけの理由では長続きしないし、


長続きしたとしても、


やがて体を蝕む事でしょう。



お金は我慢料金でも、報酬額でも、時間料金でもない。


好きなことをして、いかに他の人を悦ばせたか。

どのぐらい喜んでもらえたかによって、金額が変わると思う。


商売はお客さんにいかに喜んでもらえるか。

これにつきると思いました。



職人は腕がよくても、お客さんに喜んでもらえなかったら職人じゃーないんです。


僕はそうおもってやっています。


その事を忘れていました。



結論は、


僕が休むと悦んでくれる人が減るなぁー、


そうおもうと頑張れます。

休めて良かったです。

ありがとうございます。