「肩の力を抜いて~!」
と言われて、肩の力が抜ける人はいません。(笑)
スキー場で仕事をしていると、あらゆるところで聞こえてきます。
大切なのは「なぜ肩に力がはいるのか」という原因を教えてあげることではないでしょうか。
本人は肩に力が入っていることすらわからないかもしれない。(*-ω-)
どう抜いていいのかわからないかもしれない。
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なぜ、力がはいるのか??
カギとなるのは、
重心の使い方と荷重(かじゅう)です。
重心からずれた姿勢は荷重されず、
倒れないように筋肉で支えるので脚が太くなり、肩に力が入ります。
内臓の働きを鈍らせ血行不良がおこります。
荷重は自分の体重(重心)が脚を通して素直に地面に降りること。
加重は力をつかって重さを加えることです。
素直に体重計に乗れはそれは荷重ですが、
斜めに立っても同じく荷重されるかもしれませんが、
体のバランス、力の入り具合は大きく変わります。
つまり、
無理のない姿勢で、
なるべく余計な力を使わずに立つことが、
荷重の大前提となります。
お年寄りは歩き方が左右的になります。
体重移動を左右に振って動かします。
本来は足を上げるというより、
骨盤を上げる。
すると残った足に自然に荷重させる。
骨盤が動かなくなると歩き方が左右的になる。
体が硬くなるからです。
年を重ねても素直な歩き方をされている方は、
体が柔らかい。
それは普段の立ち方で、無駄な力が入っていないところにあります。
そのことに気が付いた方は儲けもんです。
体の感覚と共に気か付けばいい。
気が付いてしまえばいいのです。
そのためには、体は緩んでいるほうがいい。
ちょっと言えばわかる人。
体をゆるめつつ、だんだん気が付く人。
どんどん動かしてみつつく人。
色々いましたが、
僕自身は食事を変えることでわかることができました。
食事も大事なので、整体をつうじて少しづつ体が変わってきたら、
食事も改めてみることもやってみてください。
ありがとうごさいます。