チャドクガって虫知っていますか??
椿によくつくのですが、
触れなくても、
その毛が皮膚につくと物凄くかゆくなります。
写真は全然関係ないですが、盆栽のクチナシが咲いたので。
チャドクガの写真はあまりにもグロいので割愛しますが、
この時期、風通しの悪い椿にはびっしりとついています。
葉っぱのほとんどを食べられてしまい、見るも無残な姿になっていることも。
また、大木の椿のあちこちについて、お隣に迷惑をかけていることもあります。
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僕が初めてチャドクガにやられたのは20代のころです。
どこにふれたのかはわかりませんが、それこそ全身に湿疹ができて、
寝ても覚めても痒かったです。
トラック運転できないぐらい痒くて、薬を塗ったり飲んだりしたけどダメ。
それから毎年やられてはを繰り返しているうちに、
抗体ができたのか??
それほどひどくならないようになりました。
今では多少、肘の内側がかゆくなりますが、
10日もすれは治ります。
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畠山庭園にはいくつもの椿がありまして、
僕が横須賀に来たころは、沢山チャドクガが付いていたんですね。
それを観て、一生懸命に消毒していたんです。
椿=チャドクガ
みたいに思っていたのですが、
ある年は全くつかなかった。
それからというもの、この庭園ではチャドクガとは無縁です。
どうしたかというと、
お手入れしたんです。
風通しをうんと良くしました。
透かし剪定をすこし強めに入れて、
とにかく風通しをよくしました。
すると虫がつかなくなった。
薬も散布する必要がなくなりました。
環境にもいいですよね。
こうした経験から、虫は風通しの良くないところ、
お手入れされていない庭。
ほったらかしの庭につくようです。
ここは人間がいますよ。
って、しかりアピールする必要があって、
そのアピールがお手入れなんですね。
お庭は人間が勝手に作ったものです。
お庭はお手入れしないと生きられない。
ですから、庭師というのは必要なんです。
風通しをよくして、
庭の新陳代謝をすることで、
その家の運気もよくなると信じています。
もし、毛虫がついて大変!!!
となったら、薬をまくだけではなく、
今一度、お手入れをしてみると良いかもしれませんね。
ありがとうございます。