自分の都合ではなく、お客様の気持ち | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

お客様の気持ちを読み取って、ベストをつくすのが仕事のモットーです。自分の都合は、そこにはありません。我をだすとためにならないと思います。

以前にこんなことがありました。

お庭のお手入れを一緒にやっていた方がいました。その人がですね、

「もう4時だから今日は巻きで」

これって意味わかりますか?

簡単に言えば、「早く帰りたいから、後は簡単に終わらせて」と言うことです。

これを聞いてから、あれ、何か違うような気がするな。と感じました。

お客様が依頼してきた要望に対して、はい。やります。と答えた以上、最後までやり抜くのが職人だと思うのですが、

会社の都合、人件費の関係もあるのでしょうけれど、仕事は最後までやり抜くのが本当だと思います。

日没までまだ時間があるんですよ。やり抜くことは出きるはずなのに。自分の都合で止めてしまうのはどうかなと。

この仕事、僕が受ければ良かった。出きることならば変わりたい。そう、後ろ髪を引かれて帰ってきた。

ですから、自分ではじめました。責任をもって、最後までやり抜くいて、現場引き渡しを原則としています。

もし、終わらなかったら、明日も来ます。お金は変わりません。終わらせられなかった僕の責任です。

お客様にこんなこと聞かれた事がありました。

「明日だけで終りますか?時間だから帰っちゃうってことないですか?」

以前にそう言う経験があったそうで、不安がっていらっしゃいました。

僕は「横須賀、地元の面子にかけて仕事させてもらいます」と、胸を張ってこたえました。言葉でああだこうだ言っても、不安を取ることは難しいです。

この仕事に対する誇りを目を見てハッキリと言いました。すると、安心してくださって、使ってくださった。嬉しかった。それに、精一杯応える。これが仕事です。

それじゃ、儲けがでない。

そうかもせれません。

正論ですよ。しかしですね、中途半端な事は出来ないです。ここまでやります。出来ます。と言って引き受けた以上、やり抜くのが仕事です。

それを終わらないから、巻きでって、あり得ません。僕の仕事の流儀にそれはないです。

早く終わらせろ。焦って良い仕事は絶体出来ない。焦ってやる仕事はろくなもんじゃない。脱力してやり抜く。終わらなそうだったら、早く行ってでもやる。

創意工夫して、やり抜くんです。早くやれというのは、間違いだと思うんです。

そうして今日の仕事を振り替えって、反省しながら追求して行く。

プロフェッショナルとは、追求していくこと。だと思います。

仕事の流儀という番組。たまに観ます。もし。自分に問いかけられたら、追求であると答えるだろうなと。

そういう妄想も休みの一時ですね。


ありがとうございます。