今まで整体体操をどうしたらお客様にやってもらえるか、わかってもらえるかばかりを考えていましたが、それって私の我ですよね。
難しいことを並べて話してもわかりにくいだけですし、それをいかに簡単に説明するか?という事が大事です。私のことじゃないです、お客様のことですものね。
もうとにかく、簡単、やってみて、楽しい、嬉しい、気持ちがいいですよ!!
世界一簡単です!と言い切って、指導しています。
こうして伸びると気持ちがいいですよ。ヒモトと整体体操で世界一簡単に!
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○○にいいですよ。何に効きますよ。
というような、条件付きの体操では意味がありません。自分のことですから、他人行儀ではいけないですよね。
ただ、やったことがない。運動歴もない。歳もそうですね、そういうことすべてを踏まえたうえで、その人に合った動き、やり方を、その場その場でオーダーメイドしていくことが大事です。
そこで、
「これなら私にもできそうだわ。」
という先入観、わかりやすさ、
これを追求しまして、以前はゴム紐を使ってボムの張力を利用してやったらどうかと、いろいろ研究した時期がありました。
このときはアマゾンでゴムチューブを大人買いして、お客様に配りました。
その時の体操がこれ。
私は現代における姿勢の問題は、肩甲骨の可動性が問題の一つだと思っています。肩甲骨をいかに動かすか?単純ですが、これならやってくれるだろうと作りました。
で、
やってないんです。明らかに。
変わってませんからすぐにわかります。ゴム紐はどうしました?と聞くと、どうしたっけ?というような顔で、こりゃダメだなと。
自分の体。筋肉、関節。いくら他人が動かしても限界があります。ご自分でやらなければ筋肉は付かないし、お腹が減ったと私が代わりに食べても、あなたのお腹は満たされないでしょう??
うちは体操なんです。体操をやって自分で治していく、体を変えていく大切さをずっと言っているのですが、私の伝え方が下手でわかってもらえない。どこか間違えている。私の我が強すぎるのかな?
やがて 体操しないお客様は来なくなって、淘汰されてきました。自分の体に一生懸命でない人は来なくなったのです。
これからの日本は高齢化で、医療だけにたよっても、若者に任せても無理だと思います。医療費は破たんしますよこれじゃ。なるべく自分の体は自分で守るという、考え方が大事かなと思います。
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以前、80歳になったらこんな感じです。という体験がございまして、体のあちこちに重りを付けるのです。
重たくなるので当然動きは鈍くなります。主催者の説明だと筋力が落ちてこうなるのだと。しかし、私はそうは思いませんでした。重くなっても体の使い方で上手に使えます。これは体の動かし方の問題で、単に筋力をつければいいというものではありません。
声を大にして言いたいのですが、
筋トレは体を下手に使って、そこだけ筋肉をつける方法です。脚が太くなるのを考えたことがありますか??
立ち方のバランスで常に脚に力が入って、部分的に筋トレをしているようなもので、筋肉が肥大して太くなっています。倒れまいと力が自然と入ります。
体の負担なんです。このことを理解して、体の使い方、動かし方を変えてみたらどうでしょう?
歳をとるほど楽になるのは、体の使い方が洗練されて上手になり、動きに無駄がなくなる。筋肉が落ちれば鈍くなるという問題ではありません。
現に80歳をこえてエベレストに登った三浦雄一郎さん、70歳まじかで凄まじい速さで動く、甲野先生。体の使い方です。実際に目のまで観て、確信しております。
そこに気が付いてほしいという願いが私にはあります。このまま歳を重ねても、体が鈍いままでは楽しく過ごせない。医療は最終手段、体の使い方をかえて、何かあっても自宅で対応できる体を作っていただきたいと願っています。
ありがとうございます。