手を挙げる動きは、腰が反ってから腕が動きます。手を下すときは、腰が丸まり腕が動く。
手を挙げると背中は反ります。
ところが、
肩甲骨を使える人、意識できる動かせる人は、手を挙げても腰がそれほど反りません。
肩甲骨を使った手を挙げる動き。
もちろんそれだけじゃないです。痛みを伴う場合、力が入らないなど、必要な筋肉が落ちている場合もあります。
お年を召して、手が上がらなくなるのは、腰の反り背中の柔軟性がなくなってきている証拠です。腰の硬直をとると手は上がりやすくなってくるのはそのためです。
手が上がらない、万歳すると痛いのは、手を挙げる身体の動きに制限があるからで、制限を緩めてあげると上がるようになります。手を挙げてもらって、体が反る動きができるかどうかを確かめて、反る動きの妨げになっているところをゆるめる努力をするといいです。
腰をゆるめる為に、動き、体操でやるには??
しゃがむ動きは骨盤が前傾します。
腰が反った形。
立ち上がるときは骨盤が後傾します。
腰が丸まる。
この動きを意識して、しゃがんだり立ったりと、スクワットの動きをします。ただし、骨盤を動かすやり方でないと、太ももが疲れるだけですので注意。(指導のもと行ってください)
骨盤の動きができるようになると、踵離れないよう、身体を前傾させずにしゃがんでいくことができます。
この動きは、手を挙げる肩甲骨の動きと、骨盤の後傾を複合させたものです。この形が一番強い形です。もっとも力が入ります。
こういう動きを覚えて、身体を使いこなせば、骨盤内の動きもよくなるはずです。よって、産後や妊娠前の体質を変えるという目的にも使えるのです。
万歳、手を挙げるという動き一つとっても、からだ全体に及びます。
ありがとうございます。