腰痛・体を起こせない痛みの改善法 | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

横須賀市はたけやま整体です。

 

 

20代男性

 

 

【おじぎして体を起こす時に腰から仙骨にかけて痛い】

 

前屈して体を起こすと、腰に何かか邪魔して素直に起こせないと。仙骨に痛みを伴って腰が伸びない。

 

 

 

この方の場合、仙骨と腸骨をつなぐ関節と、腸骨の溝が詰まっています。跪座(きざ)してもらい、お辞儀して反らす動きをやってもらいます。

 

 



跪座(きざ)蹲踞して膝をつける。正座のつま先を立てた坐りかた。

 

 

相手の仙骨に手を当ててサポートします。反ってもらい伸ばしていく方法の整体。

 

 

 

何度かやってみると、いくらか軽くなりますが、まだ何かが邪魔して体を十分に起こせません。次に腸骨を溝をあけます。

 

 

こうして動きをつけると、動けるようになります。正座で起こしていく場合もありますが、腰椎より下をのばしたい場合は、跪座のほうがやりやすいです。

 

 

動けるようになったら、原因を探ります。大切なのは痛みを取る事より、

 

 

なぜ腸骨が詰まったか?

 

 

追っていくと胸椎の9番。肝臓のところに疲れがあります。筋を縦に動かすと圧痛が出るので、肝臓に負担が及んでいます。これらをはじいて筋を緩めて、お腹側からじっと緩むのを待ちます。

 

 

 

肝臓→脾臓→腎臓とセオリー通りに疲れが波及しているので、胸椎の7,8で最後に決めました。ここに病気がたまるのです。ここを取らないと、楽なるけど何か体に残ったような感じがして、スッキリ感がいまいちです。

 

 

 

体操は太ももの裏を伸ばす動きになりました。それを指導して終了。

 

 

この男性は痛みなく体を起こせるようになった。

 

 

 

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きちっと体の示すままに手を当てて、相手が治るのを待つ。というのが一番賢いやり方です。失敗が少ないし、経過がわかっていいと思う。

 

 

現代はストレス社会で、考えられないような心痛が体を蝕んでいる場合が多く、

 

めったに来ないお客様。というのが実際には多いです。

 

 

この方のように、痛くなったから何とかならないか??というのがほとんどの世界で、痛みを取ることはなるべくやったほうがいいです。

 

が、それだけの治し屋はつまらない。治すだけの商売は本当につまらないです。ですから、原因を知って自分で何とかする方法を教えているのが、横須賀市のはたけやま整体です。なかなか受け入れられないところもあって、週に1~2回しか整体指導はやっていません。

 

 

 

 

原因と結果でみる場合、病気は中からやってくるので、内臓の疲れを知る必要があります。

 

それと季節、生活習慣、仕事、性別、性格、家族構成など、知れる情報はなるべく取り入れて、総合的に観ていくのです。

 

 

痛みが取れて動けるようになると、安堵ともに呼吸が深くなる。胸のつかえがとれた感じがして、精神的に少し落ち着く。

 

 

 

不思議なもので、痛みを取ってくれるところ。と認識すると、普段は好き放題、痛くなったら行く。というパターンが生まれて、人間ずるくなります。どんどん醜くなるのです。

 

自分の体を他人任せではいけません。僕は治すだけの整体はやりません。

 

 

 

 

テクニックに走ると必ず失敗します。経営もコンサルトが激しく営業かけてくる時代。そういうのは無視して、自分を信じて感謝する生活をしてばいいナと思います。

 

ありがとうございます。