最近の実験結果を報告します。
今時期は夏前「心」の働きが活発になるときです。味で言えば「苦味」が良い。そこで緑茶を良く飲むように心がけています。
もちろんお酒も「緑茶ハイ」
お茶は「苦味」と「甘み」の両方を持ち合わせ、「心」と「脾」を益し、肝臓の働きを高ぶらせます。
ただし、飲みすぎると冷やすので腎に良くない。そこで塩気を補うといいのです。
茶に甘いもの、塩からいものが合うのはそのためで、ビタミンも富んでいるし今の時期にピッタリです。飲み屋さんに行くならこの時期「緑茶ハイ」がオススメです。
さて、飲みにいくとついつい食べ過ぎてしまう事もあります。
それは飲み過ぎて体を冷やしたためで、腎臓の欲する「塩からいもの」が欲しくなり食べてしまうのです。
私は先に「豆腐」を良く食べます。
豆腐には「豆腐サポニン」があり、咽頭の舌咽神経を刺激して食欲を抑える効果があります。
それで先日試してみました。
確かに食欲はおさまる。
食べたくなくなるという方が正しいかナ？これにて暴飲暴食が抑えられます。
そんなに食べない、飲まないでも満足感があります。
豆腐というのは不思議なもので、食べられるけれど「飽きる」のです。これが豆腐サポニンが舌咽神経を刺激している。ということでしょう。
話を元に戻すと、緑茶については肝臓を高ぶらせるので、飲むなら緑茶ハイがおすすめで、それか好きな酒を飲んだ後に、温かい緑茶を飲むといい。
少なからず肝臓に負担をかけるわけですから、頑張ってもらうのに緑茶の「苦味」と「甘み」の力を借りるのです。
塩気を一緒にとって、最後に水を飲みます。これが一番いいパターンです。漬物などと一緒に緑茶を飲んで、最後に水を飲むと最高です。
ラーメンを食べる方は、
飲み終わった後に温かい緑茶を出してもらい、〆のラーメンを食べる。いつも以上に美味しく感じられます。そのあとお水をタップリ飲めば、次の日爽快です。
一番はほどほどにすることが大切ですが、沢山飲まなきゃ気がすまない方は、こうした方法もありますよ。という実験でした。
お試し下さい。
日曜のコラムでした。
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