エチオピア北部へ旅行10 下山する | ~貧困のない世界を目指して~

~貧困のない世界を目指して~

2011 自転車で日本縦断。
日本が、そして自分がどれだけ恵まれているのか知った。

2012 世界最貧国エチオピアへ。
貧困の現実と、それでもエネルギッシュに生きる人々を見た。

使命を見つけた。それは世界の貧困をなくすこと。

サロムノ!(Hello!)


山頂から来た道を引き返して、また高原地帯に住むご家族の家に戻ってきた。

これが家の内部です↓





円形の建物で、中心には料理や暖をとるための囲炉裏がある。

日中に放牧していた動物たちは夜になるとはみんな家の中に入ってくる

高原地帯では夜になると気温が低く、また家畜をハイエナや野犬から守るためだ

そして家にいれた動物たちにはもう一つ重要な役目がある

高原地帯の夜は寒い

室内の壁側に動物たちが入るためのスペースがあり、動物たちの体温で室内を暖めるのだ

なるほど

下の写真の奥に見える木の柵の奥が動物が入るスペースです↓





さてこれから主食のインジェラを作ります(^o^)/

テフという穀物を粉末状にしたものを水に溶かし、寝かせて熟成させ、クレープ状に焼いたものがエチオピアの主食・インジェラ

寝かせておいたインジェラの元を厚い鉄板の上に均等な厚さになるように広げます。





均等に広がったところで、ふたをして蒸し焼きに





全体に火が通ったら、はい!出来上がり





ゆでたポテトとソースを添えて、はい!完成です

ご家庭でもぜひお試しください(^w^)




ウシやヤギの鼻息で温められた部屋で(笑)、ご家族と団欒し、就寝(@ ̄ρ ̄@)zzzz

ボランティアみんなで標高3000mの高地から日の出を見ることにした

6時前に起きた





赤道のすぐ北にあるアフリカにいるなんて信じられないほど空気が冷たい。

青い空が東の方からゆっくりとオレンジ色に変わり、明るくなってきた。





アフリカというより地球にいることを強く感じる。

ボランティアみんな、白い息を吐きながら、ただ明るくなっていく空を見つめていた。



9時。

完全に日が昇り、ようやく暖かくなってきた

朝ごはんを食べ、2泊もお世話になったご家族に挨拶して、出発の準備





英語を話せない彼らとは直接コミュニケーションはとれなかったけど、ガイドやサポーターのマリグを通じて、彼らの優しさや価値観に触れることができた。

標高3800mの山頂には到達できなかったけれど、この2泊3日の登山は2ヵ月間のエチオピアでの数ある経験の中で、忘れられない体験の一つになったに違いない。

登ってくるときに見てきた景色を上から順番に巻き戻して見ながら、足早に降りて行った

3日ぶりの日常。

もっと長い時間ここを離れていたような気がする(^w^)

3日ぶりのシャワーを浴びてさっぱりした後の、3日ぶりの欧米の食事に、最高の笑顔を見せるハンナ、ラッシュマス、プリン、畑瀬












ラリベラに1泊してから、他の4人のボランティアが心配しながら待っているバハルダールに戻ります



アムセグナロ!(Thank you!)