一ヶ月後、、、
NY道明寺邸。
仕事も今日は早く終わり
シャワーを浴び、ベッドに
横になった。
その時ベッドのサイドボードに
置かれた一冊の雑誌が目に入った。
[Nishikado style Tea party ]
西門流茶会特集か…
そういや、あいつ茶会に出るとか言ってたな。
パラパラと廻り、ある1ページで体が固まる。
そこには…俺がよく知る、肌の白さを際立たせる、ロイヤルブルーの振り袖を着て、しなやかな黒髪を結い上げた、美しい少女…いや、女性が1ページに大々的に取り上げられていた。
[This,beauty of Japan.]
これぞ、日本の美しさ。
途端に俺は携帯を手に電話をかけた。
『俺だ。今月のWSJに載っていた牧野の写真を取り寄せろ。』
それだけを伝え、電話を切った。
俺は、ある意味驚いた。
俺の知っている牧野ではなかった。
もう、あの幼い少女のような牧野ではなかった。
俺と離れ、どんどん綺麗になっていく牧野。
今すぐにでもこの手に収めたい。
俺は、どうしようもない寂しさと愛しさで溢れていた。
次の日、あの写真が俺の元に届けられた。
そこには、世界で一番愛する女。
牧野つくしが写っていた。
『こんな綺麗になりやがって。誰にも見せたくねーじゃねーか。』
そう呟きながら、胸のポケットに収め、次の会議に向かった…
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