皆さん、こんにちは!農縁団の藤田です。
ふと事務所にある一冊の本を手に取りました。
最初のページをめくると、草が覆い茂り、
よく見ると虫が飛んでいるようにも見える紙面
いっぱいの写真でした。
手入れ不足の空き地にしか見えません・・
いったい何の本なのか・・?
タイトルを見返すと自然農法とタイトルがあり、
農作物の育成法について書かれているようです。
それにしても、見た目が荒れ地そのものの土地から、
どういう仕組みで作物が育つのか、畑で作業の経験があり
、畑の整備で非常に苦労した思い出のある私にとって興味深いものでした。
さて、自然農法とは、一言で表現すると
「人間が手を加えることをできるだけせず、草や土、虫といった
自然界の力を最大限に活かして作物を育てる方法」
とあります。
そして、
「耕さない」
「農薬・肥料を持ち込まない」
「草や虫を敵にしない」
を3原則として、持続可能な農業を実現する農法になります。
ところで、自然農法の発祥は古く、
昭和10年に岡田茂吉先生が提唱されました。
その背景として当時の日本の農村での貧困があり
、資源が限られる中で、
「大自然を尊重し、その摂理を規範に順応する力」
が人間が豊かになるための本質だとして説かれたものです。
その原理は、生命を生かし、より豊かにしようとする自然の働きを引き出すことです。
私はまだ見たことがありませんが、映画「いきている土」でも紹介されているそうです。
自然農法は、草を生やし、虫の住む場所を提供し
バクテリアの増加を促し、土が出来てくる。
その土から人間は作物を与えられます。
地球上に住む、すべて生き物が排除されることなく、
よい循環の中でそれぞれの役割を担い助けあいながら生きていく・・
私が、最初に見た空き地のようなところも実は
、自然の力を最大限に活かした自然農法を実践している畑だったのです。
そして、
そこは「自然を尊重し、その摂理を規範に順応する力」
人の英知の場所だったのです。
生命を感じる!
自然の力を感じる!
次回は、自然農法の土づくりについて、お送りしたいと思います!
参考文献「家庭菜園でできる自然農法」
