東南アジア。
まだ開発されていない土地も多く、
つい最近まで、焼き畑など、
昔ながらの農法で、
食をつないできた地域も多い。
しかし今、農業の近代化の波は
一気に押し寄せ、大きく変化してきている。
しかもその変化は、一足飛びの傾向が強く、
中でも農薬はもはや脅威と言ってもいい。
近代化とは言いつつも、
遅れる機械化。垂れ流される農薬。
第一・二世代の人体に悪い影響が
確認されている農薬についても、
「文字が読めない」「危険性の認識が弱い」
という理由から、当たり前のように使われている。
アジア最後の秘境と呼ばれるラオスでも、
状況は悪化の一途をたどる。
全国民の8割が農家であるラオス。
しかしそのうち7~8割が、
知識もなく農薬を使っているという。
残りの2~3割の農家は、
貧困層で、農薬を変えない農家。
まだまだラオスでは、「オーガニック」
が選択肢になるには程遠い。
「農薬が買えるように!」という方が
モチベーションになっているように感じる。
しかし、タイやベトナム、インドなどの
周辺国では、一定の富裕層において、
オーガニック野菜の需要が増しているという。
どのタイミングで、東南アジア唯一の
陸続きの内陸国であるラオスの人々は、
この需要の波を捉えることができるのか。
東南アジアの農業の近代化は、
まさに一足飛び。
技術だけでなく、需要についても。
全ての国、地域とはいえないが、
一部では、もはや飽食の時代がきている。
食を選ぶ時代。
そして、職を選ぶ時代。
こういった移り変わりにいち早く
築けるかが、東南アジアの
貧困層のビックチャンス。
時代の変化軸は、日本などの
先進国のたどってきた変化と
同じ速度、角度でとらえてはいけない。
要するに、価値観を押し付けてはいけない。
しかし、その大きな需要の波は、
私たち日本の農業関係者も、
無関係ではないだろう。
先進的な視点をもつ農業経営者を
サポートいたします。
