今、農業では、六次産業化の推進が強く行われています。
現在1兆円規模の市場を、今後3年間で3兆円、10年後には10兆円になる見込みで、
実際に六次産業化を実施している農家さんの約7割が、
所得の増大を実感しているそうなので、これは、可能性があるように思います。
しかし、6次産業化は、商品かが上手くいき、当初は話題性があり
売上げが上がるのですが、注意すべきはそのあとで、設備投資と人件費、
そこに掛けた労力に見合うほどの販売力があるのかが、カギになります。
今後、六次産業化で農家さん自身が商品力、また販売力を付けたら、
その先に必要になってくるのは、流通の仕組みでしょう。
シンプルな仕組みさえできてしまえば、葉物などの加工に不向きな品目も、
コスト減などで付加価値を付けることが出来ます。
いかに直接的に顔の見える流通の仕組みを創っていくのかが、
六次産業化のその先に出てくるニーズではないでしょうか?
これまでは、ほぼ8割の農作物が農協を通して市場に出回っていました。
また、今は、らでぃっしゅぼーやさんや大地の会さんなど、お客さんに
新鮮で安全な野菜を届けるサービスがいくつもあります。
しかし、その反面、地元の農村の野菜を地元のヒトや
近くの地方都市に住む人が食べる機会が少ないのも事実です。
もっと地域に密着した、ローカルで安心安全確実な流通網が、
これからは求められるのではないかと思います。