「薬がない」と大騒ぎ。
でも本当の問題はそこではありませんでした
「こんなに散らかっていたら、
何がどこにあるかわからなくなるでしょう。」
そう思うのですが、その通りになります。
双子でも、ここは全く違います。
一人は、ポケットの多いバッグを選び、
物の定位置を決めています。
もう一人は、大きなバッグに、
その時その時で必要な物を次々と入れていきます。
「子」と言っても、もう成年です。
それでも、このバッグの使い方だけは、
小さな子どものように見えることがあります。
社会で生きるハードルが高いため、
落ち着くためのお薬をいただいています。
その薬も、10錠ずつのシートを一枚ずつ飲んでいけば
管理しやすいはずなのに、
こちらから2錠、あちらから3錠という具合に飲んでいきます。
その結果、
「もう薬がない。」
という日がやってきました。
「金曜日に主治医の先生のところへ行こう。」
そう話して寝た翌朝、私は薬の袋を開けてみました。
あ、、、
薬局でもらった袋が、そのまま何枚も入っています。
種類ごとにまとめれば、袋の数は半分以下になるはず。。。
一つひとつ見ていくと、
探していた薬は、別の袋、また別の袋から出てきました。
あっちゃー
「なくなった」のではなく、
「見つけられなかった」のですね。
世の中には、
「片付けられないのは心が乱れているから」
「頭の中が整理されていないから」
という話がいっぱい。
そう考えれば説明できる人もいるでしょう。
その通りの人もいるのでしょうね。
片付けて人生が変わったと言う人もいます。
でも、それだけでは説明できない人たちもいます。
片付けようと思っていないわけではない。
きちんとしたくないわけでもない。
それでも、その作業そのものが、
とても難しい人がいます。
「片付けなさい。」
その一言では届かない相手が、確かにいるのだと思います。
こういうことを一つ一つ丁寧に
見ていく学校がほしいと思いました。
それは家庭では難しいからです。
家庭だと、言い出したらキリがなくなっちゃう。
言い過ぎたらパンクします。
外でもいろいろ気をつけることがあるから。
だから、失敗して、覚えていき
注意ではなくて、経験を社会で積んでいく
そんな学校があったらいいな。
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