発達障害の娘の親!私、今日も失敗しました!
こんにちは
とにかくわたしはおっちょこちょいであります。
禍福は糾える縄の如しでありますから、
なにかそれでいいこともあるのだとおもいますが、
とにかく、ものがどこかへ消えるタチです。
とにかく置き忘れ、落とし物が多い。
目先のことにとらわれると、
この「必需品」に気を配れなくなります。
小学校から、ずーっとこの調子で、、
バスの中にランドセルを置いてきたこともある。なんてこった。
が、これ、そのままなくなってしまったものは、
人生の中で、ほんのわずか。
小学校の時の傘と、大学の時に、車上荒らしにあったときのみ。
あとは、なんでも出てきます。
確信しているから出てくるのかもしれません。
「ぜったいにでてくる」って。
小学生からの癖なので、経験にも年季が入っています。
そんなわけで、わたしは「おどおど」「びくびく」しませんが、まわりの方々が、私の数十倍心配をしてくださる。
ありがたいことです。
が、今日は、とことん、
もうこれはやめないと、、と思ったのでした。
Hは記憶力がとてもいいので、我が家の中で「あれがない!」
というと彼女が見つけてくれることが多いのは
ありがたいことです。
が、その記憶がないときには、
とてもとても焦ります。彼女が焦るのです。
どうしよう、ない。。
あれが、ないとこまるのでしょう?
あのなかに、大事なものが入っているのでしょう?
と、きいてきます。
私は「絶対にでてくる」と何故か思える。ですが、、
彼女にとってはあるべきものがないのは、イレギュラーですし、これから先の予定にも関わるので、一大事なのです。
本人(私)は長年の確信があっても、
彼女にとっては、
とてもドキドキする嫌なことなのです。そして、、、
母の私は『いっつもこれなんだなあ、いやんなっちゃう』
って楽天キャラで「またやっちゃった」
という発言をケセラセラとよくしておりました。
ところが、今日は、その無くしもの、
なかなか出てきませんでした。
実は最初に探したところにあったのですが、なぜかそういう時に、見えない、見つからないことってありませんか?
ずーーーーっと家の中をさがし、
最後に財布を使ったおぼえがあるスーパーまで行き、、、
と徘徊しておりました。
これはHには当然よくないことです。
だんだんとHは呼吸が荒くなり、
ちょっと顔を覗かせていた
カタトニアがひどくなってしまいました。
カタトニアは、自閉症の人が、ストレスを感じたり
他の要因で体や口周りが動かなくなる症状です。
Hはちょっと2、3日、他人との会話に口がまわらず、
歩くのもゆっくりになっていました。
それが、完全に固まってしまったのです。スマホも押せない、iPadに手が伸ばせない。そして口もうごかせない、話せない。
しばらく経って、緩んできてから、彼女は私に言いました。
無くしものは仕方がない、
わたしもできる限り探すよ。
でもね、その度にわたしが、
すごくドキドキして、不安になってしまう。
それなのに、お母様は、なんだか笑いながら
「わたし、いつもこれなの、いやんなっちゃう」って言ってる。
対策をとってほしいんだ、
自分でなにかいい方法をみつけてほしい、
わたしは笑いながらお母様がいうたびに、
すごく私は辛いのにって、おもってるんだ。。。
私は一字一句、彼女のように記憶はしていませんが、
上記のようなことを、言われ、、ハッとしました。
「いやになっちゃう」と言いながら動作をあらためない。
「いや」なら「なおそう」
「なおらないなら、対策を取ろう」
ということですね。
むかしから、
「たべたらふとっちゃう、、」と言いながら、
おやつを食べている人を、とても不思議だといっていました。
そうだった、彼女は言葉通りだった、、
そして、Hにとっては、さぞ私の無くしものは不安だったろうと。
自虐発言と、なくしものの多さに
本当に申し訳ない気持ちになったのです。
今度から絶対に、ここにいれる!!
出てきたらそうするんだ!!
と心にきめて、もう一度探してみると、、、
たしかにさっき、見たはずのところに、コロンと。。。
きっと誰かが、ちゃんと反省するまで、
隠してくれていたんですね。
善処する気があるなら、見つかるようにしてやろうって。。。
むかし購入したけれど、つかっていなかった
ハリーポッターのメガネ型のポーチに早速いれて、
「面倒でも、ここにいれる」
「急いでいても、ここにいれる」
とおまじないをして明日のバッグのそばにおきました。
これ以上、彼女を
「不安」にさせたくない、、そう思った日でした。