発達障害の娘がパニックの時には、、
「これはどういう意味?」「どこがわからないのかな?」
お互いによくわからないことがまだまだあると毎日思います。
家事のどこがわからなくて、時間がかかるのか?など少しずつ解明してきました。
音、段取り、ゴール不明、などなど。それを今、視覚化しようとしています。子供の自閉症には、視覚化とよく言われますが、それは大人になっても大事なことだと最近知りました。
さて、
今日は、あちこちの不具合を連絡するという作業をしておりました。
マンションの居間のクーラーから水滴。。。。業者に通報、すぐに来てくれて、、なんと配管がまずいと判明。
明日トニー賞の再放送、みなくっちゃ、、あ、HDD、このところ、録画できない、なぜ???
これまたすぐに業者が来てくれました。(お安いメンバーシップでカバーしてくれるのは助かります)
ただ、業者が2カ所から、来てくれたということは、Hにとっては知らない人がこの家に入ってくることであり、混乱までは行きませんが、頭の中がぱちぱちする、、そんな感じに見えました。
こういう時に、自ら自分の部屋に篭ればいいと思うのですけれど、それは、彼女には無理なのです。
言われて初めて気づく、思い出すことが多い。
必需品でも、必須の行為でも忘れてしまう。
ところが私も千手観音とは行かないので、全てに指示をすることは難しく、穴あき問題のように、「言い忘れ」だらけ。。
業者が来る前も、業者の手配の電話をする、来訪してくれる時間を知らせくる、など第三者が午前中は我が家にアクセスしてくる日となったわけで、神経をすり減らしつつあったH。
そう、自分が電話をしなくても、そこに第三者が姿なくとも、家族に介入してくると落ち着きません。
それなのに、それ以上のことを始めようとしました。
「今日は不具合を一掃する日にするぞー!」なんて楽しそうに朝、私が宣言してしまったせいで、Hはインターネットの不具合アプリも、カードの有効期限が切れます、お手続きください、、なんていうサイトにまで、あれもこれもやらなきゃ、、と色々始めました。
いや、いや、そういうことじゃなくて、、、申し訳ない、、一掃するなんて言っちゃって。。
そういうつもりじゃなかったんだけど、、、そんな細かい不具合まで。。。そうかあ。
そして目に見えない不具合は、一番、神経がキリキリしている時にはうまく行かないものです。
気分を変えるために出かけた先にも隣には子供2人とともににぎやかな家族。。。。ここに長居は無用だあ。となり、、
こういう日ってあるものです。
でも、今日は早めにパニックが治ったのは良かったこと。
それには訳があります。
私に心の余裕があったからではないかと。
Hに一番必要なことは、こちらが「大丈夫」という
「安心放射器」になることです。
「うああああああああああ」となっているHに
「だーかーらー、大丈夫だってばあああああ」
って言っちゃうこと、あるんですう。反射的に。。
これ、ほんと、何にも役に立たないのに、火に油を注いじゃう。
今日は、安心放射器がしっかり彼女を包めたと思います。
彼女も、そう言ってくれました。
「怒らないでくれてありがとう」って。
いや、怒ってるつもりないんだけど、、
そんなこと、大丈夫に決まってる!!って思ってしまうんです。
自分自身の安定、安心、昔から私自身が思っていることですが、
ちょっと羽を生やして少し上から眺めると自分の興奮が治ったりします。
パタパタパタ、、背中の羽を動かして、1メートル飛んだ気分になる。。。
想像逞しく。。。ね。いつもできる訳じゃないけれど、これはおすすめなんです。