発達障害の娘が思いつくこと
こんにちは
今の私に何が足りないか???これ、自分ではわからないものです。
足りないものがみんな手に入るわけではなく、また、足りないもの??とピンとこないこともあります。
でもHにはそれがわかる様子。。
ねえ、ズーーーっと仕事してたら、変じゃない??
私がズーっと仕事してたら、ねえ、休憩したら?っていつもいうのに、お母様は休まないの?
ねえ、散歩行かない?
ねえ、ちょっとお出かけしない?
外で、自分が主催しているCha-Cha(楽譜を見ないで歌うコーラス)をお教えした後、家に帰ってやることは、自宅での作曲や、このブログのように文章を書くこと、詩を書いたり、編集したり、やることがあります。
なので、気づくとずっと仕事をしている。。。でも相手が音楽なので、「これはやりすぎだ!」が自分になかなかやってこない。
昨日のブログにも書きましたが、そんなだから、Hにうっかり任せてしまっていた自閉スペクトラム症のリサーチや、アプローチが埋もれてしまって、、はい、ちゃんとそれは金曜日と決めました。
が、そのほかの曜日も、気づくとズーーっと、キーボードを叩いてる(ピアノか、パソコンか)
だから決めたのです、他の曜日も、〇〇しようってことを。
そのきっかけをくれたのは、Hの涙と、彼女の「出かけようよ、、、」のお誘い。
Hが出かけたいと言った時。疲れていても、なんでもそれは最優先。日頃の社会の「普通」との軋轢がすごいから。なんとしてでも叶えたいと思っています。
安全なスペースが確保できる車で、大好きな海を見にいく(湘南は便利、海も山も近い)ことが多いですね。
海岸線には、素敵なカフェだのレストランがいっぱい立ち並んでいますが、
混む。
とにかく混む。
134号線はとにかく混む。
行ってもなあ、、混むからなあ、、ってこともありますね。
ところが、数週間前に思い出しました。。昔、私たちが住んでいた鵠沼海岸にあった大好きだった珈琲店のこと。
田舎の方に、引っ越したのよね。
我が家のそばに、引っ越ししたんじゃ????
Hが行ってみようよ、、と誘いました。
はい、我が家も藤沢の田舎におりますゆえ。
我が家から車で15分ほどでつきました。
そうしたら、、、、、もう、、、
私、息していなかったんだ。。。と実感。
木に囲まれた、その7325(ナミニコと読みます)コーヒー店は、昔と変わらぬ優しさで、
しかも、それはどんどん輪が広がっている感じで、、トトロのメイちゃんになった気分でした。
鵠沼海岸当時に、知り合った人たちと、あれ?久しぶり。そしてマスターの母上にも。あらああ。
そこは、また、木がよく喋る場所でもありました。
10年以上前に、オランウータン救済で訪ねたマレーシアの熱帯雨林で感じた、「木の話し声」。
マレーシアのオランウータン保護地区の森は、そりゃあそりゃあ、おしゃべりで、うるさいほど。
現地の人に聞いたら、早朝はもっとうるさいって。そう、木はしゃべりますね。すごく感じるのです。私。
そして、この7325コーヒー店の木々は、本当に優しく語っていました。
「疲れたでしょう?」「頑張ってるねえ」って。いや、本当、そう言ってるとしか思えない声。
マスターのいれるコーヒーは格別で今ではカップも自作。焙煎、もちろん自宅で。
奥様は、最高のビスケットとパンを。。そして木がねえ、、優しくて。。
そうかあ、Hは私に必要なところを知ってたんだなああ。。そう思ったのでした。
月曜日の朝、仕事がない時にはここにこよう、、そう決めたのです。そこではパソコンなんて開く気がしません。
携帯もいらない。
刺繍や読書が似合うし、そうしたくなる。。。
無骨なマスターの作ったコーヒーカップで
芯のある可愛い奥様の作った玄米クッキーを食べ
キーボードを叩かない時間を提案してくれたHに感謝しました。
本人は、ここのところ気づくことがいっぱいあり、
「ねえ、お話いいかな?する時間あるかな?」と今晩も私のそばに立って言いました。
「あるある、なあに?」
心にゆとりができたのも、朝の7325での時間があったからでしょうね。