発達障害の娘たちが私にして欲しかった事
こんにちは
私は我が子と遊ぶのが好き、
そして遊びを考えるのが好きでした。
音楽が専門なので、ピアノを使って、歌って、そんなこともしましたが、双子であるが故に、二人を同時に楽しませるには?と遊び方を考えるのが好きでした。
幸い考えること、作ることが好きだったので、それで彼女たちに「楽しい」を目一杯放出してきました。
これは自分が楽しいって思えることをすれば良かったので、私にとっては趣味の延長でもありました。
が、発達障害がわかってからは、「自分の楽しい」、と「彼女たちの楽しい」、が変わっていきました。
もちろん、
ディズニーとか、
ミュージカルとか、
演劇とか、
何かを創作することとか。
共通のものは今でもいっぱいあるのですが、彼女たちにとっての「いいこと」が想像できないこともあります。
また、彼女たちは「一見、なんでもできそうに見える」ので、それに一番近しい私も勘違いしてしまうことがあります。
今、一緒に住むHは、調べ物が好き、とことん調べて物を買うし、それは興味のあることで楽しいことですね。
彼女、自分の障害についても全て調べています。それも彼女の探究心からくるものと楽観的に考えていました。
でも、彼女はもっと切実で、
もっと楽になりたい、
もっと他のみんなと同じように生きるためには?
もっと自分らしくどうしたらいいのか?
大人のASDにいいグッズは?
コミュニティも、
ありとあらゆるところを調べていました。
様々な言語に対応できるので、
海外のサイトもいっぱいみていました。
そして私はどこか、それに甘えていました。彼女はその調べ物は自分でするんだと。。。
ところがある日、言われたのです。
「おばあちゃまは、自分の車椅子のこと、デイケアのこと、自分では調べずに家族がやってる。
でもどうして私は自分で全てやらなければいけないの?」
そんなことを聞かれたと思います。
自分がもう少し楽に過ごせるために探しているし、それは自分のためだけれど、もうパツパツ、限界!!
ってボロボロ泣き出しました。
彼女の「できること」に対して誤解をしていたのは、何より私でした。もう30年の付き合いなのに。。。
もっとできることをしたいと改めて思った次第です。
それで自分のスケジュールを見直しました。
何をさて置いても、彼女にまつわる事を、よりフォーカスした曜日を決めました。
この日は、もっといい過ごし方、
パニックについて、
講演会ができる場所のリサーチ、
アプローチしたい企業などなど、
コミニュケーションが大変な彼女に代わってできることがいっぱいある!!
自分のスタンスを見直すこともとても大事だと気付かされました。