発達障害の娘たちを支えてくれるプロ
こんにちは
娘たちの発達に伴い、様々な支障が起きてきたのは、20年ほど前から。これは???と思って専門家の戸を叩いて14年が経ちます。
初めて専門のドクターにお目にかかったことで、「納得」「安堵」が生まれました。
綱渡りのような日々には、「理由」があり、それが明らかになったのは本当に助かりました。
そして、我らの第1章の困難の終わりであり、第二章の困難の始まりでもありました。
あれから何年も経ちましたが、相変わらずその救い主、ドクターHのところには通い続け、よき理解者として、また、発達障害の味方として 港のような存在です。今日も、実はその日です。
時には食べ物を、時には人を、時にはエネルギーを補充する港の様ですね。電気自動掃除機の充電器のよう?!
そしてNはイギリスにわたり、素晴らしい行動認知療法のカウンセラーに出逢います。彼女の変化、落ち着き、など困難にあった時の対処法までこの方に救われた模様。彼女は幸運なことに4年経った今でも通っています。
さすが自閉症の先進国であり、研究も、相談に乗ってくれる機関も、とても整っているらしい。ある意味、歯医者さんよりもずっとイギリス国内での発展度は高い気がします。
それを受けて、Hも先ほどのドクターに合わせて、受けられるカウンセラーを探し始めたのが1年前ぐらいかしら?ドクターHにも相談。。。
半年後、やっと枠が空いて、(この類の専門家に診ていただくのには、待ちが覚悟、改善したらいいなあ)
そして出会ったのがO先生です。このかたは、 AーCAT というASDの人たちの為の問題解決を導くやり方で、ここ半年ぐらいのお付き合いです。が、、、まさにASDの人の味方、というか、共に戦ってくださる。
そしてもっと身近な問題に付き合ってくださるのはS氏。これは地元の支援センターの方ですが、まあ、よくもまあ、知り合えたと思うほどHのことをよく理解し、寄り添ってくださる。
最初に出会ったドクターHお一人から、少しずつ広がってきた有力な助っ人は、今では、お目にかかっていなかったらどうなっていたことか、、と思えるほどの力を下さっています。
日本はグレーゾーンという言葉がありますが、海外にはないと聞いています。この辺もハッキリ言わない、言われたくない、はっきりさせたくないという日本の、周りの目を気にする意識が働いているように思えます。誰より家族が気にする。。。
「うちの子は、フツーと思いたい!!」とか。
私、そして双子の当事者からも、「もしかしたら、、って思う方は、必ず専門家のところへ行ってください」
と大きな声で言いたいのです。これは講演会でも言っています。
百害あって一利なし の真反対、百利あって一害なし です。
とはいえ、ここに至るまでに、数件戸を叩きましたが、間違えて診断をしていたところも多々。
だから、信頼できるところを探さなければなりませんが、、、でも、、、今は検査体制もしっかりしていて、我々がウロウロしていた頃よりも、ずっと環境は良くなっています。
とにかく彼女たちが
「そうだったのか、、、」
「だからかあ、、」
「私たち、わがままじゃなかったんだ」
と思えたことが一番大事、そしてその先、どう生きていったらいいか、、の第一歩になることも確かです。
当事者や家族が轍から抜けずにいる時にも、プロの目は別の世界に連れていってくれます。
そして何よりも当事者の苦しみを理解し、当事者の味方であることがありがたいのです。
グレーゾーンのまま、診断も仰がないのは、誰のためにもなりません。
昨晩もHと二人で2時間ほど、泣きながら話をしました。まだまだわからないことがいっぱいあります。
そんな風に思われてるなんて知らなかった。。
そんなことに気を遣ってるって知らなかった。
それがネックだったなんて気づかなかった。
いまだにあります、こういうこと。そしてお互い泣く、理解する、、の繰り返しです。
そしてこの三人のサポーター?に話をして、解説をしていただいたり、アドバイスをいただく、それが本当に大事なことです。
お互い悪気なんてないのですけれどね。