発達障害の双子が「あったらいいな」と思うもの
こんにちは
一昨日、昨日とイベントで世田谷区のシアタートラムにおりました。
あったらいいなと思うもの。。。
彼女たちだけではないと思いますが。。。
この日本にはないもの、、それは色々なタイプの人形です。
世の中にはさまざまな障害を持った人がいますが、自分の分身や自分を愛するためでもある人形にバラエティがありません。
下記はアメリカのとある人形メーカーのインスタグラムです。
手に障害がある、白髪症、髪がが生えていない、義足をつけている、その子たちの分身はなかなか日本にはいませんね。
肌の色さえ、バラエティがなく、「これが普通ですよ」となんとなく日常的に、人形にも言われている気がします。
人形の効能はいろいろあると、なんとなくは想像できますが、調べてみると、他者への思いやりを示す脳の活動、子どもの共感力や協調性、社会性の向上が期待できると言われているんですって。
このインスタグラムをみると、色々な人形がいることがわかります。きっと日本でも探せば、オーダーメイドをしてくれる人形製作者がいると思いますが、もっと身近にあったあらなあと思うのです。
少なくとも特別なもの、特殊なもの、手に入れるのに大変なもの、ではなく身近なものとして存在してほしい、市場にあってほしいと思います。
文句を言っているのではなく、明らかに西欧諸国に遅れている環境に光を当てたいと思います。
自分の周りの「生きていくのに障害がある、ハードルが高い」人たちが、もう少し生きやすく、特殊な存在ではなく一人の人間としての「ニーズ」が受け入れられたらいいなと思っています。
BGMが静かな喫茶店、ちょっと暗いスーパーがあったらいいと前にも書きましたが、少しの工夫や、自分と違う人への思いやりが生まれやすい社会があったらなと。
おそらく、色々な人形なんて、思いつくチャンスがなかったという方もいらっしゃると思います。幼稚園、小学校、中学高校、特に私立では、障害者を最初から排除してしまうことも多く、社会に生きていて、それぞれに特徴やニーズがあるということを気づく環境が失われている気さえします。
マテル社は、ダウン症であったり、車椅子のニーズがある、補聴器をつけている、色々なバラエティのバービーが登場していて、それぞれの協会と共に制作をしています。ブロンドであの体型のバービーだけでは、今やありません。
かっこいいバービーに憧れることもあると思いますが、身近な、自分の友達としての、分身としての人形のことも、もう少し考えられる社会であってほしいと思います
下記は多様性と多数と少数を意識した作品です。
Zはあまり使われることがないし、AやEやSはよく使われます。
この世で、多数決で決まることも多いので少数派の意見は消滅してしまうこともあります。
でも、この絵は「少数派も大事なメンバー」というつもりで描きました。一昨年の個展の作品です。Zが先頭で嬉しそうでしょう?
今日は僕が先頭なんだ!って言ってるんです。