私の本日の片付けと、
発達障害の双子にはわかりにくいこと
こんにちは
ご無沙汰してしまいました。Hがぎっくり腰となり、我が社が決算期となり、失礼いたしました。
さ、今日から、また再開いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
ちょっと
本日は、今までの数日天地ひっくり返したような日々でしたので、その後の我が身を休める日でありました。が、
なんと、マンション全体での、一年に一回の火災報知器の点検日でありました。今日まで「汚くても仕方ない5日間」と決めてかかっていたので、3時になってさあて、コーヒーでもと思った途端、上階から火災報知器の音、
そうだったああああああああ。
あと数軒は、ある、、、とばかりに片付け始めました。これが滑稽で。。。ぎっくり腰のHは寝たままでありますから、私が一人でネズミのように駆け回っておりました。
よくみなさまもおやりになると思いますが、この部屋に、みんな突っ込んでおけーっと私の仕事場のみぐしゃぐしゃのまま、他は美しく、、、
ああ、間に合った、、さ、検査をしてくださる方を中に入れたところで、え???
このマンション 異常なほど報知器が多いそうで、各部屋に最低2つはあるはずです、、と検査員。
各部屋ってことは、あの部屋にも
我が家にも全部で9個。クロゼットにも。。。ですから、はい、全ての部屋に人は入り、突っ込んでおけ〜部屋にもお入りになり。。。
なんで今日なのでありました。
Hの片付けは、とても大変です。刻々と部屋の様子が変わっていく(小さな変化も)のも受け入れるのが大変ですし、終わりがなく、順番が決まっていない、どこが終点なのかわからないバスに乗り込んでいるようなものなんだと思います。また、洗剤を使うものは、これまた大変です。いつまですすいだらいいのか?の見当がつかないのですね。
そういう意味では、私たちは、こんなもの、、とか、この程度、ということを経験からいっぱいいっぱい学んでいるということですね。経験値というものです。
ざっと片付ける、丁寧に片付ける、こんな曖昧な言葉でも、今までの経験から大体想像がつきますね。これができるってすごい能力ですね。
こんな感じ、その辺、あんな風に、あのあたり、これくらい、この曖昧な言葉をその時、その時に応じて理解しているのですね。
状況判断でもあり、経験を元にしています。これが彼女たちにはとても難しいことなんです。
その辺、サクッと片付けて、、、彼女たちには??の指示です。
なんとなくでいいから、さっと履いておいて、、、これも、、でもありがちな指示ですね。
彼女たちがもしも、会社に入ってこういう言葉をかけられたら、きっと戸惑ったと思います。
代わりに、具体的な数値や物の名前を言うとグッと楽ちんになります。
そのテーブルから、柱までの間を、2分間、履いてください。
これだと終わりが見えます。ゴールが見えますね。
この机の上のものを全て元あった場所に戻して、クロスで三往復、拭いてください。
これだと、これでよかったのか?この片付けで自分は的を得たのか?と不安にならなくて済みます。
(でも、机の上のどれから始めるかは、ちょっと迷うかもしれません)
言い方がわからないだけで、言葉を具体的にするだけで出来る「仕事」があります。
逆にできる仕事もその言い方一つでできなくなることがあります。
特性をわかることで、彼女たちにわかりやすい指示をお願いできたらとても助かります。
それが我々親子が啓蒙活動をしている一つの理由です。
会社の中で、きっとこのコミニュケーションのすれ違いで困っていらっしゃる方もおいでだと思っています。
言い方一つで、「仕事ができない人」、ではなく、「責任を持ってできる人」に変わること、みなさまに知っていただきたいです。