発達障害の双子の好きな場所は

「チェーンのカフェ」

 
今日もここに来てくださってありがとうございます。
 
次に何が起きるのか、どんなことになるのか、、の想像がつきにくい彼女達は、新しい場所が苦手です。
 
どんな場所なのか??
どんな人たちがいる場所なのか??
どんな雰囲気なのか??
 
がわからない場所に行く時には、とてもドキドキします。
 
飛び出すハート 飛び出すハート 飛び出すハート
 
我々も知らないレストランに入る時には、「美味しいかしら?」「素敵かしら?」「高くないかしら?」と多少ドキドキ、不安になることもありますが、彼女達のそれは、もっともっと深い闇のようなもので、とても恐怖なようです。
 
真顔 真顔 真顔
 
そんな時に助けになるのが、チェーン店、
 
ニコニコどこに入っても同じ感じ、
ニコニコどこに入っても同じような対応、
ニコニコどこに行っても同じメニュー、
ニコニコどこに行っても同じようなBGM、
 
制服がもちろんあって、対応もほとんど同じ。これは彼女達を安心させますし、疲れた外での刺激の多い社会の中で数少ない安心できる場所になってくれます。感謝だあ。
 
照れ 照れ 照れ 
 
定型発達の人たちは、休みたいと思った時、多少知らない飲食店でも、コーヒーでも飲んで落ち着けばエネルギーの補給になりますが、彼女達はそうは行きません。ジュース
 
注文の仕方から始まって、去るまで、気が気じゃないのですね。雰囲気、店員さん、メニュー、心配で不安で仕方がないアセアセアセアセ
 
だからチェーン店は安心。オーダーの取り方、メニューの中身、その店のカラーが、同じなのは、行く前からある程度予想ができるから安心なのですね。ピンクハート ピンクハート ピンクハート
 
そしてもう一つは、行動と場所がリンクしているらしいのです。 
 
コーヒーチェーンのカフェは、仕事か調べ物をする場所として頭の中に入っているようで、家は、リラックスするところであり、緊張するところではない、、つまり「家」「我が家」はリラックスするところであるとインプットされている、そんな感じです。
 
コーヒー コーヒー コーヒー
 
今では関東どこに行っても、それらのチェーン店があり、私などは、せっかく知らない土地に来たのだから、ここ、寄ってみようよ、なんて思うのですが、彼女達のその特徴がわかってから、それはお預けにしています。
 
バナナ 焼肉 カップラーメン
 
現役の中高生がどんな理由でチェーンのコーヒーショップにいるのかは分かりませんが、我が子にとっては、都会の小さな旅の羽を休めることができ、しかも仕事ができる常宿のようなもので、予想ができること、が何よりの理由です。
 
白ワイン 赤ワイン ロゼワイン
 
どこに行っても同じようなレストランがあることが、ちょっとつまらなくなってしまったと感じる私ですが、彼らには、そこさえあれば、羽を休められ、仕事もできる大切な場所のようです。