発達障害の双子達が気が付かない『自分の調子』
今日もここに訪問してくださってありがとうございます。
誰もが同じアンテナを持っているわけではなく、
気づくことは人それぞれ。
でも、『自分の調子』は自分でわかるものだと思っていました。
ところが、、、彼女達、、あまり、わかりません。
私が見て、ちょっと顔の表情が動かなくなってきた、、
早口になってきた、逆に口が重くなってきた、など
なんらかの変化があると彼女達に尋ねます。。
「どうなの?」とか
「大丈夫?」とか
「調子、悪いかな?」とか
彼女達は、光、音、予想していなかった出来事、会話などでストレスの小石が積み上がっていきます。
その小石が、どのぐらい積み上がっているのか、彼女達自身ではよくわからない時も多く、気づいたら気持ちがその小石でパンパンになっていたということもあります。
そのために、今、どのぐらいストレスが溜まっているか?自覚するためにも、双子の一人は、さまざまなツールを編み出し、実際に使っています。
人の表情が描かれている自作のブレスレット
そこには、
のような感情を表す顔が付いていました。が、紙製でラミネートをして作りましたが、水が入ってだめになり。。。
小さなビーズを10個、きつめのワイヤーに並べて作ったネックレスは、プチン、、ときれてしまい、、
今、ハートが4つ着いているネックレスをしています。
縦に4つ付いていて、それは市販のネックレスです。
でもそれをすることで自分の調子を考える、、
ということを思い出します。
ハート4つならエネルギー満タン、
ハート3つなら、まあ大丈夫、
ハート2つならどこか落ち着いた場所に行ったほうがいいハート
1つは、もうだめだ、、パニックになりそう、、
という目安になります。これは出かける時にほぼ毎日しています。もちろん、それに合わせてネックレスが点滅したりするわけではなく、普通のアクセサリーではありますが、
今、私は、ハート幾つのエネルギーがあるんだろうか?
後一軒、お店に寄っても大丈夫なんだろうか?
と考える目安になります。
定型発達の方々は、自然に、「あー疲れた、ちょっと休もう」という流れなのだと思いますが、
彼女達には、それが難しいので、とても役に立っています。
彼女の周りにいる方々も、彼女に大丈夫?と聞く代わりに、
今、ハート幾つ?と聞いて、そのさきを決めることができるというメリットもあります。
これから少しずつ彼女達が使っているグッズもご紹介できたらいいなと思っています。