発達障害の双子が思う「こうなったらいいなあ」

 
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
 
ASD、自閉スペクトラム症が生きている日常は、みんなと同じ空間です。
感覚過敏は発達障害の特徴でもありますが、布の縫い目が肌に当たるとダメな方もいらっしゃるし、
嗅覚がとても良く電車の中が耐えられないという方もいらっしゃいます。
 
でも、だからと言って、セーター縫い目をなくす訳にもいかないですし、香水電車の中に巨大な空気清浄機を持ち込む訳にも行きませんね。
どこにでも縫い目Tシャツ、匂いを含んだ空気くもりはありますしね。
 
乙女のトキメキ 太陽 乙女のトキメキ
 
我が子たちは、主に、聴覚と視覚です。
不意の大きな音には、耳を塞ぐだけでは対処が間に合わず、しゃがみ込むか、パニックを引き起こすこともあります。
その「音」は、大きさのことだけではありません。
 
爆弾 爆弾 爆弾 
 
彼らの耳は取捨選択ができません。
私たちの耳はとてもよくできていて、聞きたい音に集中してアンテナを立てることができます。
賑わっているレストランで、自分の目の前にいる友人の声に自然に集中し、周りの音がだんだん気にならなくなります。
 
うずまきキャンディ ぽってりフラワー うずまきキャンディ
 
ところが彼らは、音、全てを拾ってしまいます。
レストランでは、他のテーブルの会話、食器の音、グラスの音、ナイフで何かを切る音、レジでの電子音、などなど。あげたらキリがありませんが、これらの音が大切でなくても、どうでも良くても、彼らの耳を同時にそのままの音量で直撃します。
 
時々、キリで耳を突かれているような痛みを感じるとのことです。なのでノイズキャンセリング付きのイヤフォンだったり、工事現場で使うイヤマフを常備、携帯しなければなりません。
 
もやもや うずまき もやもや うずまき もやもや
 
それは結構な荷物となり、負担でもあります。
そこで、ちょっと我々親子が望んでいるのは、スーパーマーケットで、あかりも、音も抑える時間枠ができたらいいなあ、、、と。
例えば、『毎週水曜日の午前中10時から12時までは、音と光を抑えてあり、どなたでもゆったりお買い物が楽しめます』なんて複合施設やデパート、商店街があったらとてもとても助かります。
 
どんな時にも耳や目を守るためのグッズなしには出かけられないので、そんな時間帯があったら、静かに落ち着いて買い物ができますね。
きっとすごく身軽に行くことができる、イヤフォンも、イヤマフも、サングラスも持たないおでかけ。
日本国中で探すと何軒かあるようです。
 
ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ
 
増えたらしいなあ、そんなスーパー、そんなモール。。。
もっとそれが全国的に広がったら嬉しい、、そう思っています。