双子の発達障害、、気づかずに無理強いしてしまった事
今日もここにきてくださってありがとうございます。
彼女たちには不得意なことがいっぱいありますが、
その不得意なことを、わがままと勘違いされてしまうことが
あります。
頑張ってもどうしてもできないこと、
やったほうがいいと分かっていても体が動かないってこと。
それは誤解のもとになりますが、
母親の私がそういう彼女たちに酷なことを
いっぱいやってきました。
時間はもとには戻らない、、でもやり直したいなあ、、
と思うことがあります。
普段は、そんなことは申しません。
だってわからなかったんだもの。仕方がない
って思っています。
でも、ふっとしたときに、思います。
私は運転を良くします運転自体も好きですが、
双子の荷物は多かったのでした。
どこかに行くのも、車で都内から2時間程度で行けるようなところ、伊豆とか、箱根とか。
だから、あまりあちこちに電車で(仕事以外には)二人を連れて、、ということはしませんでした。
ある程度大きくなってからのことです。
「車で待ってるから、ちょっと降りて〜〜買ってきて!」と頼める年になっても、、、
二人はいつも「え?私たちが行くの?」でした。
「あのさ、私、ずっと運転してるの。あなたたちには、そのぐらいやってほしいなあ」
何度そう思ったかわかりません。
私が車を止めて、
降りて、
買って、
車に戻って、
私がまた運転する。。。
どうして、全部私がするの?第一、あなたたちの用事で、出かけてるの、、だめ?行かないの?本当にもうううう!!
今から考えれば、本当に彼女たちにとって、
苦手の塊のようなことを頼んでいたんですね。
予想ができないからこそ、
どんな店員さんなんだろう。。
挨拶したほうがいいのかな?
何か聞かれたらどうしよう・・・
似たものがあってどっちを買うべきなのかわからなかったら
どうしよう。。
ほしいものがなかったらどうしよう。
コンビニでさえ、
未知の世界に行くような覚悟が必要だったんですね。
今から思えば、本当に私、、わかってなかった。
私が仕方なく、自分で行って、自分で買って戻ってくると、
とても安心したように「ありがとう、ありがとう」
って何度も言っていたのを覚えています。
このブラックボックスに手を入れなさいと言われているような
不安は、知らないところのおトイレを借りるときもそうです。
どんなトイレなの?誰かに声をかけるの?
どのぐらい時間をかけてもいいの?
辛かっただろうなあ。
「おトイレ我慢するなんて、よくない、はい、行ってらっしゃい!!」ってよく言ってました。私。
今でもコンビニに行くのは、緊張するんだそうです。
ポイントが貯まるカードは持ってるか?聞かれるな。。
何で払うのかって聞かれるのも、緊張する。。
袋はいるか・いらないか、決めておかないと、、、
次のお会計の人が、せっかちだったらどうしよう。
いっぱい「ピッピ」って音がするんだろうな、嫌だな。。
定型発達の人は、まあ、こんなもんでしょ、、
っていう予想がつきますが、コンビニの数分の買い物さえこれでは、つかれますね。
こういうこと、わかってるか、わかっていないか、子供の成長に酷なことを求めていないか、知っておきたかったと思うのです。
時々今でも娘に言われることがありますが、見えない障害はサインが出ていないので、わかりにくい。
だからこそ、検査や、カウンセリングなどで、こういうことが苦手、大変、不得手、できませんってこと、まずは家族がよく知っておくことが、本当に大事ですね。
我が子は、グレーゾーンかなあ?と感じているママやパパがいらっしゃったら、是非是非、検査を受けてくださいね。
それは、「この子の将来は大変になるかもしれない」というテストではなく、「より生きやすいニーズを知るため」のテストなんです。