子供を抱きしめたくなるコンサート
子育てに忙しいママたちに、ここ数年行っているコンサートが「子供を抱きしめたくなるコンサート」です。
子供達のお帰りの前に、ママたちだけを集めてのコンサート。
日頃の気持ち、泣きたい気持ち、悔しい気持ちを音楽が引き出して、我が子にあったら、抱っこしたくなる
そんなコンサートです。
我が子たちもそこの幼稚園の卒園生で、のびのびと過ごさせていただきました。まだ発達障害とわかる前、確かに他の子供達とはちょっと違っているところもありましたが、私がそれとは全く気づかなかった頃です。
都内の幼稚園から引っ越しのために転園、
海の風、江ノ電の音、潮の香りがする幼稚園です。
今日は13時から30分間、のお約束がちょいと延びて45分間、お話と歌をお届けしました。
今までこのコンサートで伺った学校や幼稚園はいっぱいありますが、ママたちが思わず泣いてしまう歌は私も歌っていて泣けてしまう歌です。
このコンサートで歌う曲は私の子育ての経験から作っています。だから、鮮明にシーンが頭に浮かびます。
そ、し、て、
子育ての困った、、どうしよう、、誰か助けて、、という場面は、共通のようです。歌っている間にもママたちが共感してくださっているのがわかります。
「子供達の大好きなこと、やりたいことを邪魔しないことがとっても大切」そんな話をしてきました。
そして
大きな声で「嫌だ」っていうことも大事、そんな歌も。ママたちに、「嫌だー」って歌ってもらいました。
声を出すということは、とても大事なことです。歌の中で「嫌だー」って叫ぶのは、誰に対してでもなく、むしろ自分に対して言っています。こんな私、嫌だー、こんなはずじゃなかった、嫌だー
、羨ましいって思っちゃうの嫌だー
、みんなで叫べば怖くない
ラストは、みなさんからの質問の答えを即興の歌でお答えします。
「早くしなさいって言わないで済む方法は?」
「嫌だ嫌だという子供にどうしたらいい?」
勇気を持って手を挙げてくださったママたちに歌でお答えしました。
動画は、同じこの幼稚園に以前伺った時にとった動画です。
みなさんのこころに、届きますように。