双子の発達障害〜雪による予定変更

 

 

 

昨日は、双子の一人と高崎で講演会の予定でしたが、雪のため延期となりました。

 

プンプンえーんプンプンえーんプンプン

 

親子で初めての群馬での講演となるはずでしたが、この天候で、変更につぐ変更。

 

誰もが昨日強いられた「仕方がない状況」ですが、予定が定まらないのは、何が入っているかわからない箱に手を突っ込むような感覚の彼女。

 

車で行く!車それは無理!

電車で行く!バス荷物が多い、

 

だから、、、

車スタッドレスタイヤを履いたレンタカーで行こうか?!

、、と朝から不確定状況が続きます。

 

むかつき物申す煽り むかつき物申す煽り

 

ああ、

ASD(自閉スペクトラム症)にはきつい。。。

結局電車となり、、、バス

最寄り駅まで車で、、

ああ、パーキングが、、バツレッドいっぱい、などなど。

 

定型発達の脳の持ち主でもドキドキすることがありますが、その度合いが激しい。

電車を擬人化すると、電車の前にあったレールをいきなり壊された感じのようです。レールがない、どこにいくのかわからない。

 

「私もそういうこと、よくある」とおっしゃる方も多いのですけれど、そのドキドキは、ちょっと質が違う気がします。

そして決まらないとどんどん大きくなります。

 

ドキドキ ドキドキ ドキドキ

 

ガーンぼけーねーガーンぼけーねー

 

電車も時間通りには走らなくなりますし、それによってどんどん予定も変わります。。。。これ、最悪です。

 

自分の目の前にー「その日にやること』ーが横たわっているのが理想、変わらないのが理想、でも、こういう時にはそうはいきません。

 

大丈夫大丈夫と自分で言い聞かせつつ、音楽を聴きつつ(大好きな音楽を聴くことはとても落ち着く行為の一つ)頑張りました。

 

アップアップアップ

 

そして予定地に着いた時には、パー講演中止パー、この状況では「仕方がない」結論ですし、お客様の安全第一。

頑張るエネルギーが底をついてきました。

 

ダウンダウンダウン

 

頭ではわかる、、これでよかったのだと思いたくても、思えない、、線路がない、線路がない、、これからどうなるのだ?線路がない!

結局、講演は次回のための打ち合わせとなりました。

 

ああ、頑張ったねえ、頑張ったねえ。

でも、流石に、現地で動いてくださった方々とのミーティングは、知らないこと、知らない部屋、どんなことをするのか?の予想も無理。

 

爆弾爆弾爆弾

 

もう限界。声も出ず、話もできなくなり、打ち合わせの部屋の隅に行って、号泣です。

よく頑張った、本当にここまでこんなに変更があったのに、よく頑張った。

 

合格合格合格

 

こういう時に、とてもありがたいと思うのは、見守る方々の優しさ、理解しようとするお気持ちです。

今回も、そんな彼女を「知ろう」としてくださったことが何より嬉しいことでした。ラブ

 

群馬の方々は優しいとよく聴きますが、自閉スペクトラム症の啓蒙活動を支えるよ、、というお気持ちがお目にかかる方々から、はっきりと見えました。

 

ハート ルンルン ハート お願い

 

英語圏でのASDの事情は全く違います。知識も、認知度も、もっと彼らが生きやすくなるには、やはり知っていただくことだと思い、この活動を続けていくこと、そして直にお目にかかることの大切さを昨日も知りました。

 

直接会うって、本当に大事。。。。実感です。

直接会って知っていただくって大事。。。

 

ドクターでも、セラピストでもなく、当事者と、その親として、社会に、学校に このASD啓蒙活動を広げていきたいと益々思った日でした。