発達障害の双子の葛藤
発達障害は、個性だ!
という方もいらっしゃいますが、我が家の二人にとって生活をするのに弊害が多く、個性では済まされない困難がただ横たわっています。
これを私はハードルと呼んでいます。
また、そのハードルがなかなか高いので、生きていくのに障害がある、、と考えることもできますね。
毎日けっこうなかなか大変なものがあり、今日もハードルを倒しつつ、前に進んで、やっと夜になりました。
小さい頃は、
1)友達も幼い
2)世界も小さく
3)使う言葉も限られているし
4)行動範囲も狭く
5)一人で電車にも乗らないし
などなど
ハードルはあまり高く見えませんでした。私の失敗その1、、、
その頃はその頃で、生きにくそうだということは想像していましたが、これが大きくなるにつれてこんなに大変になるのだということは想像以上でした。二人ともゴメン!!
友達が、ちょっとしたことでは泣かなくなり、
友達は、泣いてもすぐ泣き止み
みんな、休み時間の過ごし方がかけっこからテレビの話になり
女の子はおしゃまさんになり
学校のルールをちょっと破ったりして、、、
この頃から、違和感を感じ始めていたらしい。
そして今も、
「もう、知らない!!」と言われたら一生の終わり(そんなことないのだ、言葉ではそう言っても決別した訳ではないのだ、、とは思えない)
「普通、こう考えますよねえ、」と言われても、え?そんなこと思いません、、ってことが多いし
「その辺、ちょっと片付けて」はどの辺をどのぐらい、どう片付けたらいいかわからないことが殆ど。
一番、私との戦い、私と彼女たちの言葉のことで葛藤となるのは
『どうして』という言葉。
我々は、『どうして』を単純に質問で使う時と、相手をちょいと非難するときに使いますね。
「どうしてやってくれなかったの?」「どうして先に行っちゃったの?」など、理由を聞いている訳ではなく、相手を責めている感情がそこに動きます。
彼女たちが何かがあって、声が大きくなっていて、「どうして〜〜?」と言われると私の頭は、非難してる、、という判断をしてしまう。
その手前に、じゃあ、、、がつくともっと、勘違いをしてしまうのです。。。
「じゃあ、どうしてあの時に、そう言わなかったの??」
に対して、理由を淡々と述べることはなかなか難しい。
「だってさあああああ」となる。。。彼女たちは言います。「ねえ、何怒ってるの?理由を聞いただけなんだ」
私が、「あ、そうなの?、そうか、理由はね、、、」
って活火山鎮火、、、となればいいのですけれど、慣性の法則が働くので、こちらも勢いが止められず、、何度失敗したことか。。。
言われるたびに、え?あ、、そうだ、、、タネ。。。と後味が悪いのです。
こういう行き違い、いっぱいいっぱいあります。会社の中で、学校で、お互いが勘違いしたら勿体無い、、だからこそ発信を対面、ブログなどで発信を続けていこうと思っています。
もしもご興味があったら、こんな本も半年ほど前に出しました。読んでいただけたら幸いです。
↑二人は、ほんと、わかり合ってる。。。。
双子、羨ましいなああ。二人とも天然パーマ。