好きだったものが変わらない発達障害の双子たち
だんだん成長して変わるものは、洋服のサイズ、通う学校、運賃、食べる量、見る番組、、、などなど。
そう、変わっていくのが当たり前。変わらないのは、名前とか?!
その変化が大人になっていく証拠、成長していく過程であり、「大きくなったもんだ、、」と親は感動したりします。
でも、変わらないことも、素敵なことだと最近思うのです。
彼女たちを見ていてね。
彼女たちは、ずウッっっっっっっっっっとディズニーが好き
彼女たちは、ずウッっっっっっっっっっと公園が好き
彼女たちは、ずウッっっっっっっっっっと人形やぬいぐるみが好き
公園は、よく、夜中にドライブをして公園があると、二人は叫びました、あ、20歳を超えてもですよ。
「公園だーーーーーー」
車を止めて、二人に言います。「さあ、行ってらっしゃい、気をつけてね」
昼間は、幼いお子さんたちとお母様たちが集っている公園です。公園には、年齢制限がないものの、大人になっても公園が必要な彼女たちのことは「変わっている」と見られがちで、ジロジロ見られてしまうこともありました。
でも夜は天国です。たまに若者たち(古臭い言い方ですが)が集うこともありますが、遊具で思いっきり遊んでいるところをあまり見たことがありません。
思いっきりブランコを漕ぎ、風を感じて「生きている」を実感しているかのようでした。
揺れるもの、風を感じられるものが大好き。だから自転車も、ローラースケートも大好き。
人によって大切なものは違いますね。
親から譲り受けた指輪が大事、ビンテージの車が大事、など物が大事なこともあります。
彼女たちは、風が大事なものの一つ。だから遊具は彼女たちの生きていくためのツールのようにも思えます。
小学校高学年ともなると、公園でブランコを思いっきりの笑顔で乗っている人は少なくなります。
そして、大きくなっても遊具が大好きという彼女たちは、????と見られがち。
時々思います。風が大事な大人たち用の公園、作りたいなあって。