ー音楽と「好きなこと」育てーー
音楽をお稽古として始めたのは3歳の時でした。
その時から、イヤイヤ、渋々 楽しく65年が経とうとしています。
何度辞めたいと思ったかわかりません。
何度、仮病、仮怪我をしたかわかりません。
何度、お稽古をバレエに変えたいと思ったかわかりません。
でも何度か転機がやってきた、17歳、20歳、28歳、
そして60歳代
それでも続けてこられたのは、なぜなんでしょう
先生は怖かった。
でも先生の家は近くて通うのには楽でした。
宿題は多かった。
でも、先生はプレゼントをクリスマスにくださいました。
いいこと、嫌だったこと、色々思い出します。
でも結局、音楽が好きだったということなのだと思います。
じゃあ、その「好き」はどこからきたのか?
我が家は、私以外に、音楽家はいませんでした。父母も、祖父母も従兄弟も、叔父叔母も、誰も音楽家ではありません。
音楽家には、多くのサラブレッドがいらっしゃいますが、我が家は違います。
でも、少なくとも父は音楽が大好きでした。だから音楽が鳴っていました。演歌、民謡、シンフォニー、歌謡曲、テレビでも聞きました。
そして、そんな時父は、とても嬉しそうであり、楽しそうだった。そうか、音楽は楽しいものなのだ。。。それが私の底辺に流れているのかもしれません。
。
お子様に音楽を習わせたいと思う方は、まず、
ご自分が好きな音楽をご自分が楽しみましょう。