【帯状疱疹(帯状ヘルペス)の鍼灸治療】
帯状疱疹はみずぼうそうのヘルペスウイルスが原因です
ヘルペスウイルスはどこにでもいて普段はなんともないですが
抵抗力が落ちると症状が現れます
最初は皮膚に発疹などはなく、むずむす感やいやな痛み方をする場合が多い症状になります
発症は50歳以上が多いとされていますが、
当院にも20代や30代で発症される方もいらっしゃいます
ストレスや疲労などにより免疫力が低下するためです
対処はまず早めに病院を受診して抗ウイルス薬を服用されてください、
72時間(3日)以内の服薬が原則になります
そして帯状疱疹は鍼灸治療がとても適応になります
治療目的は、
主に痛みなど違和感の緩和と、
免疫抵抗力を高めて早くウイルスを抑えることになります
扁桃炎のあとに誘発されて発症することもあり、免疫機能を強化する鍼灸治療はとても効果的です
ただし、
【顔や頭部の帯状疱疹については注意が必要になります】
顔面では目に症状が出ると、角膜や虹彩に炎症を起こしたり、
頭に及ぶと脳炎、髄膜炎や脊椎炎になることもあり
早急に病院に受診して治療をする必要があります
鍼灸ではおもに背中や脇腹などの体にできた帯状疱疹が適応になります
また口の周りにできる口唇ヘルペスも、
帯状疱疹とウイルスの型は違いますが、
鍼灸治療により痛みと体の免疫力回復に効果的です
疱疹が早めに乾燥して治癒をうながします
ツボとしては免疫系を高める処置のツボ、
手三里(てさんり)、照海(しょうかい)、大椎(だいつい)
などを用い、
扁桃腺の近くの天牖(てんゆう)で患部の血行不良を改善し、
免疫グロブリン抗体を高めるツボも症状によって用います
併せて神経痛の圧痛のある神経領域のツボ経穴にも鍼とお灸を行います
[帯状疱疹は冷やすのと温めるのはどちらが良いでしょうか?]
これはよく聞かれる質問になります
皮膚の疱疹が赤く炎症を起こしているので冷やしたくなるかもしれませんが、
一般的には温めた方が痛みや違和感は緩和されます
冷やすと痛みがより辛くなることが多いです
冷え体質の方は特に気をつけてください
お風呂や温パックなどでやさしく温めてあげてください
帯状疱疹は早めの治療が最適です
後遺症として神経痛が残るとまた大変ですのでまずは早めに受診されてください
お身体の気になること鍼灸のことなどお気軽にご相談ください
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表参道 Hataki鍼灸院
Hataki Acupuncture clinic
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