最近流行り?の【PH移行還元】の薬剤検証をやってみた!後編 | 大分市美容室ブラコ/ヘアメイク はた圭介の美容師ブログ/デジタルパーマ・縮毛矯正

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マスコミCM等のヘアメイクが専門、OBS大分放送にて各番組を担当。2017年にプライベートサロン「blaco.ブラコ」をオープン。デジタルパーマ・縮毛矯正を中心にヘッドスパ、コスメティック等トータルビューティーに取り組んでいます。

こんにちは♪ヘアメイク美容師のはた圭介です。

昨日の続きの薬剤検証・後編



これらを使った【PH移行還元】の結果です

右から
ユバレクリーム ph4.5 AL0 TG4%
ピュアストレート ph9.2 AV4 TG10.5%
クオライン250  ph9.2 AL3.5 TG濃度7.5%


ユバレクリームは、酸性チオなので全部の毛束につけて7分
真ん中にピュア、左にクオライン
また7分の計14分


水洗後にデジ!

50℃5分  60℃3分  70℃5分



2剤塗布後、アウトしたら



水洗後は


ナチュラルドライしたら


ウェーブ効率は、薬剤パワーに比例しているのがよくわかります(当然です!)


今回重要視したのは、質感と手触り


右のユバレクリームは酸性チオでアルカリも入ってないし、ウェーブは弱いですが手触りは良好!ツルツルしてます

真ん中のピュアストレートを塗ったものは、艶感が一番いい。

左のクオライン250を塗ったものは、しっとりした感じ。これは還元剤にシスティンが使われてるからかとも思う。


1st還元で酸性チオ
2nd還元でアルカリチオシス
ですが、アルカリ膨潤を感じることなくウェーブ形成されるのが面白い。

サロンワークでお客様に施術するのは、もう少し検証が必要かなと思いますが

デジではなく矯正ストレートであれば、すぐに使えそうな気がします。

アルカリ矯正の①剤水洗後に、還元が足りない!って時には、酸性チオ剤は効果的ですよ。

矯正であれば、酸性領域でのGMTやスピエラで充分なのですが

選択肢の一つとして【PH移行還元】もあると仕事の幅が広がりますね。


やはり、パーマ施術はペーハー値が「キモ!」って思う今日この頃でした。



さて、今日もがんばろう、!




ルン♪