いよいよ、家庭菜園の季節ですね。
でも、焦らず私の畑は草を育てています。なにしろ、草が土を耕し土壌菌を育て養分を作ってくれているのですから。
さて、昨年末の日蜂通信(日本養蜂協会発行)の記事です。
40品目の農薬について、ハチミツの農薬残留基準値が引き上げられました。これによりハチミツに発癌性がある除草剤グリホサートが0.05ppm/kg まで入っていても大丈夫ということになりました。
グリホサートは「ラウンドアップ除草剤」で有名な農薬です。発がん性など人体や環境への影響が指摘され、アメリカでは最高裁判所で多額の損害賠償が認められました。使用の中止を求める運動は世界中で行われ、EUでは規制の動きが強まってきています。
もちろん養蜂家がハチミツにグリホサートを入れているわけではありません。除草剤グリホサートを吸った土壌から育った植物に花が咲くとその花蜜にグリホサートも含まれてしまうということです。
同じことは、自閉症など発達障害の原因に挙げられている殺虫剤ネオニコチノイド系農薬 →
が、ハチミツから検出されることはわかっていました。
農作物の花蜜に含まれたものをミツバチが吸ってくるのです。7〜8年前に、たしかリンゴやミカンのハチミツから0.15ppm見つかったため、二年後に0.2ppmまで残留基準値が緩和されました。
もはや、人里の花の蜜にはネオニコチノイドもグリホサートも入っているのですから、それを食べている蜂達にとって、たまったものではありません。これが自然界から蜂や虫が減っている理由です。
このことで「ハチミツは怖くて食べられない」と思う方もいらっしゃるでしょう。たしかにそうかもしれません。そんな方は奥山で収穫された栃、キハダ、ニセアカシアなどのハチミツは安心です。ただ、グリホサート0.05ppm、ネオニコチノイド0.2ppmという値は、他の農産物と比べればとても小さな値なことも知っておいてほしいです。
たとえば、この「ラウンドアップ」のグリホサートなら
米は0.1ppm、とうもろこしは5ppm、大豆10ppmです。
さらに、私の大好きなソバは20ppm。小麦・大麦・ライ麦においては30ppmです。ハチミツの600倍の除草剤が入っているのです。
※ちなみに私は小麦を食べるのをやめ、なるべく有機野菜を食べるようにして、バセドウ病や花粉症、慢性胃炎、慢性下痢を治しました。私が自然栽培で野菜を作る理由です。→
商品名「モスピラン」などのネオニコチノイド系農薬アセタミブリドは、ハチミツが0.2ppmですが、イチゴ3ppm(EUは0.05ppm)、小松菜5ppm、春菊やレタスは10ppmです。洗わないで飲む茶葉は30ppm(EUは0.05ppm)。ネオニコチノイド系農薬は浸透性農薬なので洗っても無駄ですが…
商品名「ダントツ」というネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンは、小麦は0.02ppm、米は1ppmですが、アブラナ科野菜は10ppm、ほうれん草は40ppm(EU0.01ppm)、茶葉に至っては50ppm(EU0.7ppm)まで許されています。
農作物ごとの農薬残留基準値はこちらで簡単に検索できます。ご家庭でよく食べるものを確認されることをオススメいたします。↓
ちなみに、問題となっている農薬は、グリホサートとネオニコチノイド系農薬には下記の種類があります。
クロチアニジン 「ダントツ」「ベニカ」
ジノテフラン 「スタークル」
チアメトキサム「アクタラ」
ニテンピラム 「ベストガード」
アセタミプリド 「モスピラン」「マツグリーン」「イールダーSG」「アリベル」
イミダクロプリド 「アドマイヤー」「メリット」
チアクロプリド
この農薬名でも検索できます。
日本とEUの残留農薬基準値比較はこちらで↓
農薬使用量世界一の日本。
癌やアレルギーがが2人に1人。
発達障害児が10人に1人。
若者の自殺率は世界1位。
自閉症発症率と比例するネオニコチノイド系農薬の売上。
ほかの国々のように、人や虫にやさしい農業を心から望みます。
ネオニコチノイド系農薬 人への影響は / TBS報道特集↓

