今日は天気がよかったので、妻とサツマイモを収穫してみました。毎年、お宝発掘みたいでワクワクしてしまいます(笑)
今年は、試してみたことが二つあります。
一つは、何もしないで育つか?
実は昨年はまめに草刈りや蔓返しをやった結果、ものすごく巨大な芋になってしまったのです。もちろん無肥料です。美味しかったのですが、ネズミに食べられた所とか、掘った時の傷からの痛みが早く、全部食べないままたくさん腐らせてしまったのです。
そこで今年は、芋蔓が50cm位になってからは草刈りをまったくしないで放置してみたのです。まったく自然農です(笑)
おかげで草管理の作業はかなり軽減されました。
それにしても、サツマイモの葉っぱはわずかしか見えないほど草に覆われてしまいました。さすがに、これでは光合成できなくて芋はならないかもと少々不安でした。
二つ目の試してみたことは、ペットボトル風車です。
この風車をくださったのは遊佐町の「シブヤ風～工房」の渋谷一行さん。鶴岡市櫛引町の夏休み工作教室でご一緒しました。この風車はわざと中心をずらしているので、ガタゴトと、より大きな振動が地面に伝わるようになっているとのこと。作りもしっかりしていてクオリティーの高さに驚かされました。
もう一つ驚いたのは、サツマイモを食べるのはモグラじゃないのだそうです! モグラは肉食でミミズなどを食べていると。真犯人は、モグラの穴から入りこむネズミなのだそうです。この風車を立てておけば振動が地面に伝わってモグラが来なくなり、モグラが来なければ穴も掘られないのでネズミに芋がかじられることもないと。
それは素晴らしいことです。
すぐにサツマイモ畑に立てておいたというわけです。
そして、いよいよ収穫です。
まずは、草刈機で草も芋づるも刈り取りました。
昨年はどこに植えたかわからなくなって探すのが大変でしたので、今年は園芸ポールを立てておきました。
ドキドキしながら土を掘ると、
ありました!
ぶじ育っていました（涙）
一つの苗から3〜4個。大きさは昨年の半分〜3分の２サイズ。10苗から30数個 15kgほど採れました。
なぜか赤カブのように丸くて笑ってしまいました。
これで自然農のサツマイモ栽培は放っておいて良いことがわかりました。なんて手間のかからない作物でしょう。
ありがたいことです。
そして、ネズミにかじられた芋はどれくらいあったか…
なんと一つもありませんでした。
毎年食べられていたので、これには驚きました。
風車様様です。
今日から感謝をこめて風車さんと呼ぶことにします。
掘り起こした穴はすぐに埋めて刈った草をかけて隠しました。土を露出させておくのは痛々しく、草をかけておけば草の下で小さな生き物たちの自然の営みが始まります。
作業を終えると日も落ちて、
風車さんが夕日に透かされてきれいでした。
「シブヤ風～工房」のペットボトル風車、オススメいたします。渋谷さん、いいものをありがとうございました。来年は買いますね!
インスタはこちらを↓
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今日の夏野菜の収穫。まだこんなに採れます。
芋の蔓も食べます
今日は久しぶりに土と触れ合っていい日でした。
《追加》
風車の勇姿をどうぞ。
サツマイモの茎の佃煮。サツマイモの香りがします。
