2011.10.2
ウガンダ
カンパラ
バスは暗闇を進む。ケニアからウガンダへ夜行バスが進む。
午前4時イミグレだ。バスを降り、パスポートにスタンプをもらい、そこにいた闇両替かとあやしいおじさんに小額ながら両替してもらう。観光客はだまされるのだろうな、アイフォンでレートをチェックしながらやったから相手の嘘もすぐ分かった。騙そうとしていた彼はバスが出発するという時間の問題で結局少し多くくれた。騙そうとして損してんのー、クスクス。
出国を終え、国境を越える。バスとは違う方向へ歩いていく。街頭も何もなかった。襲われたらと怯えながら他の人の近くを歩く。入国手続きだ。5000ksh(3890円)を払い3ヶ月間のビザをもらった。本当は50$だが貴重なドルは取っておくことができた。パスポートケース売りのおじさんに100ksh(78円)で日本のパスポートって一目で分からないようになった。世界地図の描かれている赤いパスポートケースだ。
午前7時にウガンダの首都カンパラに到着した。今回のバスはすごくサービスがよく、紅茶、パンケーキ2つ、水2本、飴1つが配られた。2400ksh(1870円)のバス移動が終わった。
バイタク(バイクタクシー)で3000ush(82円)で宿近くまで連れて行ったもらった。初めは15000ushと言ってたので実際どのくらいが相場なんだろうか、納得した金額だからまあよかった。街中には、サファリで見た大きい鳥、ハゲコウがあちらこちらで見られる。街は大体がアスファルトで舗装されている。
宿選びは時間がかかった。ケニアの通貨で支払いをできるといいチェックインしたのにお釣りくれないから断り、時間帯で停電だとは知らず、電気なしだという宿を断り、ガイドブックに載っている宿が見つからず…、疲れて寄ってみたFIANCE HOTELというボクには無縁の名前の宿に決めた。25000ush(680円)、トイレ、水シャワー付きなり。仮眠を取った後、都市観光へ出発だ。
両替を済まし、バス停目指し歩く。エアコンから出る水を避けながら、チャイナ、マダムなど声を掛けてくる人を無視しつつ、笑顔には笑顔を返しながらバス停に着いた。200台程あろうバスの間を潜る。手作りポテチ1000sh(30円)を買った人に聞いてバスを教えてもらった。ここではバスではなく、タクシーと呼ぶ。改造した12人乗りのハイエースだ。ウガンダ博物館まで直行便1500sh(42円)。
ウガンダ博物館入場料3000sh(82円)。人類、自然、動物、楽器、オリンピックの展示がされていた。1896年の第一回から2008年の北京五輪の展示もされていた。ゴリラと人間の違い、手の形がチンパンジーよりもゴリラが似ていて、人の知能にゴリラが近い霊長類だということを感じた。ウガンダは野生ゴリラのいる国だから興味が湧いた。ゴリラのトレッキングも行きたいけど、500$以上かかるので今回はお預けするしかない。木琴のような楽器と太鼓、弦楽器を演奏してもらい、引かせてもらえた。世界には今まで見たこともない楽器がいくらでも存在している。
博物館を出ようとしたとき雨が降ってきた。入り口で止むのを待っていると日本人の方と出逢った。その方々はウガンダにJICAとして仕事に来ている家族だった。親切にも次の目的地だった嘗ては「東アフリカの東大」と呼ばれていた「マケレレ大学」に車で送ってくれた。マケレレ大学のシンボルのセントラルホールという歴史ある建造物に小さくて拍子抜けしてしまった。
そのまま、お茶を一緒にして頂いた。カフェでアイス・ラテとサンドウィッチをご馳走してもらい、1時間くらい話をした。とても貴重な話が聞けてよかった。
実際にJICAとして働いている人に話を聞ける機会なんてめったにない。ウガンダは一番多くのJICAの人がいて150人。水の防衛、農業、交通、教育、円借款…様々な分野があるという。税金で行っているJICAの青年海外協力隊がボランティアでどういうことなのか、どこかしらで国の利益に繋がっていることなど気づかなかったことを聞けた。国も馬鹿じゃないからどんな事業も考え合ってのことなんだと再確認した。
旅の話もしたりもした。今までの7ヶ月で自分自身いろんな体験をして、様々な知識がついてきていることに話しながら実感した。旅の最後はアメリカのニューヨークと考えている。世界の中心都市でもあり、9.11の世界貿易センタービルもあったからだと言うと、アメリカに留学していたときだったという。現場にいたことの話だった。あの事件にはいろいろな疑惑があるが、真相はいかなることなのか。3000人が亡くなった。その数十倍、数百倍の人々が悲しんだんだよね。東日本大震災でも、ルワンダの大虐殺でもそうなんだよね。どうして人は過ちを繰り返し続けるんだろうね。不思議な生き物だね。
青年海外協力隊として勤務しながら写真を撮って、その写真を売って、自分の名前も売っていく。幅広く、活躍していることをアピールしていく。新しいフォトグラファーとしてのエントリーの仕方のアドバイスをもらった。もっと、もっと、考えていきたい。
人との繋がりが大切だと改めて教えてもらい、今、インターネットがしばらく使えていないことや、今の自分の経験でいっぱいになっているので、せっかくの出逢いを大切にしないとと分かっていながらできてなかったので考えることが沢山ある。親にも友達にも連絡ができないこの頃で、数日前、自分が夜にうなされている、っていう指摘をもらったことも最近あったから、落ち着ける時間が必要なのかもしれないな。インターネットの使えるお店まで送って頂いた。
「出逢いの大切さ」この日、雨があのタイミングで降ってきてくれたことであの出逢いがあった。過去の出来事と今の自分と向き合わせてもらった。新しいこの出逢いを大切にしていくぞ。
インターネットは日曜日という休日に阻まれ、停電という日常に阻まれできなかった。日没前に宿に帰り、停電の中だから、することがない。
アイフォンに入った「闇金ウシジマくん」という漫画を読みながらまた思う。これがリアルなんだと。現実はそう甘くないと。勉強になります。
停電が回復し、水シャワーを浴びて、ゆったりと日記を書いてました。