今日はネットをやった時間は5時間半くらいか……。
そのうちの1時間半ほどは日ASEAN会議のニュースを読み漁っていた。
いま起きている出来事の中で、自分が関心を持っていたことを、まあ少しは記録できたし記憶もできた。自分にプラスになったと思う。
読書の時間も、同じく1時間半くらいだったと思う。

佐藤優『プラハの憂鬱』を読み終わった。5日掛かったかな。
これもまた良書だった。
あとがきから表現を借りるならば、〈マージナルな人々を取りあげ、この人々から見る英国社会を描く〉(p.330)作品だ。
沖縄にルーツを持ちキリスト教徒でもある佐藤氏のアイデンティティにも関わって来るテーマだったからか、静かな、しかし確かな熱量を感じた。
知的な交流を描く作品からは、個人的には癒しを感じるんだけど(これは「知識人同士の交流」を疑似体験しているからだろうか?)、今回もまた、「死ぬ前に読めて良かった」本だった。
きっとまた再読すると思う。
こういう読書体験を積み重ねていきたい。